インシテミル
インシテミル (2007/08) 米澤 穂信 商品詳細を見る |
昨年映画にもなった、インシテミルを読みました。
久々に夢中になってしまい、2日で読破。
映画は酷評されていましたが、原作は面白かったです。
自給11万2千円の謎のアルバイト募集に集まった12人の男女。
彼らは人文学的な実験のため、地下の閉じられた空間、<暗鬼館>に7日間閉じ込められることになる。
夜に出歩いてはならない、人を殺したり、殺した人を言い当てると報酬UPなど、
様々なルールが敷かれる。7日後、はたして何人生き残っているのか?
といったようなあらすじです。お粗末さまでした。
さて、あらすじからもわかるように、典型的なクローズドサークルものです。
アガサクリスティの「そして、誰もいなくなった」などが有名ですね。
クローズドサークルってのはそれだけで十分面白いものですが、
バトロワのようなルール付けもあることで、より面白い作品となっていました。
12人もいるので、始めは誰が誰だかわからなくて少々混乱はしましたが。
かわいらしい表紙とは裏腹に、結構エグイ話ではあります。
バトロワを面白いと思った人なら一気読みできるのではないでしょうか。
この作家さんの本は今まで読んだことがなかったので、見かけたら読んでみようと思います。
ちなみに、クローズドサークルでググッてみたら、以下がオススメとして上がってました。
・貴志祐介『クリムゾンの迷宮』
探して読んでみようと思います。
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本日の成果↓
・小説② 新規10枚
・小説① これから出力紙見直すよ
ということで、昨日今日は読書で時間をかなり費やしてしまったので、
もう少し頑張りたいと思います。