原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

ねじふせろ

今週号のサンデーの「ハヤテのごとく」のカユラの台詞がえらい身にしみた。

ので紹介。

☆一兆部売れる漫画を描きたいという夢を持っているがうまくゆかないナギが、

 アドバイスをもらった方がよいのかと悩んでいるところへのカユラの台詞

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できるだけ読者が読みやすいように、セリフを少なくしろ。回想シーンを減らせ。

誤解の生じる表現はできるだけ避け、読み手が混乱しないようにしろ。

そして老若男女 誰でも最後まで読めるよう最新の注意を払い、物語を完結に描け。

なーんて…アドバイスを聞くな。

そんな常識的な方法論で、一兆部売れるまんがが描けるわけがない。

自分が面白いと思う物が、全然通じないと言ってたな。

だから方法論を求める。誰かに正解を聞きたくなる。

ぬるい。

非常識な夢が常識的な方法で叶うと思うな。

前人未到の大地に行くのに、案内役などいるわけがない。

恐れを抱いて、夢を下方修正するな。

人の顔色をうかがってまんがを描くな。

どんな時でも自分を信じて、これが面白いんだと言いきれ。

ナギ「その自分が、信じられなくなってきたら?」

努力しろ。努力は、迷いなく自分を信じるために行うものだ。

有象無象の言う事に耳を貸すな。雑音にいちいち心揺らすな。

孤独を恐れて光にすり寄るな。

他人のものさしで自分の大きさを測り直すな。

味方がいなくなっても気にするな。

ざわめく声がうるさいなら、もっと大きな声で黙らせろ。

世界の中心はここだと教えてやれ。

ねじふせろ。すべてを。

それが…お前の目指しているまんがだよ。

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って、ここまで引用して、畑先生の哲学を感じた。

でもって文章にするともはや漫画とは思えない内容の深さ。

ねじふせろ。確かに。

ちょっと一次落ちしたりなんだりでへこんでいたんですが、

考え方を少し変えて今後の計画も練り直してみようかなという気になりました。

サンデー買っててよかったです。ありがとう、カユラ。

今年もあと少し、がんばります。