原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

KDPで本を出そうと思う2 ~データ変換の話

ということで、Kindle本の話その2。

今回はデータ変換の話。というか推敲のためにKindle本を作ろうとして、

リアルタイムで色々と苦戦したのでその話を含めて。

以前ご紹介したように、以下のサイト様からテキスト→ePubへの変換は可能です。

★EPUBかんたん電子書籍作成

縦書きPDFを簡単に作りたいならこちらさまが多分一番らくちん。

一度なかなか変換できなかったこともありましたが、

本文中で使ってるローマ数字をアラビア数字に変えたら変換できました。ローマ数字ってなんかダメなんだなぁ。

あと、タグを手打ちすれば、縦仲横、圏点、ルビの設定なんかもできます。

HTMLタグに詳しければ行揃え、フォント変更などもできそうですが、

全然詳しくないのでそこは手を出すのをやめました。

ただ、下揃えにしたい個所はあるのでどうしようかなと考えて、

作ったePUBを直接編集しちゃえばいーんじゃないかという結論に達しました。

ということで、ePUBの編集はSigilでやることに。

編集画面上は文字が90度引っくり返った感じで表示されるんですが、

ここで下揃えや不要な見出しの削除ができました。

多分慣れたら他にも色んな編集ができるんじゃないかなと思われます。

文字引っくり返ってるけど。

で、上記の「不要な見出し」って奴なんですが、「かんたん電子書籍作成」だと、

小見出し)というのを本文中に入れて章を分割するんですね。

すると、目次も自動的に作ってくれます。これは便利。

だったんですが、今日短編を変換しようとして、うほっっとなったわけです。

普通に変換すると、本文1P目の冒頭には、「作品タイトル」「章タイトル」の両方が勝手に出てきます。

どうやら、作品タイトルをhead1、章タイトルをhead2に自動設定しているから

作品タイトルを省略できないみたいなんですね。

しかも、章の分割がない短編の場合でも本文冒頭に「小見出し」を入れないと変換できないという制限があり。

仕方ないので作品タイトルを入れたらタイトルが違うスタイルで

作品冒頭に2回表示されるという悲しい結果に。

Sigilで編集できたからまぁいいんですけど、要注意です。

ちなみにこれが短編「集」になれば扉を設定することもできるので問題なしのはずです。

で、Kindleアプリで読み込むには、ePubからさらにmobiへの変換が必要なんですが。

いつもはこちらのサイトで変換してました。

★EOUB to mobi

で、なんで「いつもは」とつけたかというと、今日はなぜかサイトが固まって変換できなかったからで。

仕方ないので、ネットで探したんですが、

★Online Converter

でやってみたら縦書きが横書きにされてしまいました。

でも、上記のサイトは色んなファイル形式を扱ってるので、縦書きじゃなかったら使えそうです。

ただ小説はどうしても縦書き変換したいので、

いつもエラーが起きる「Kindle Previewer」にePubを突っ込んでみました。

変換できた。

いつもエラーだったのになんだかよくわかりませんが、

Kindle Previewer内のKindlegenというソフトが勝手に動いて

mobiを作ってくれました。まぁよかった。

 #ちなみに、複雑なインデントやフォントを使っているePubだと、Kindlegenでの再現性がすごく低いと

  ネット上で書いている方がいました。単純な小説ファイルなら別に平気そう。

と、変換はこれくらいですかねぇ。

色々な形態の作品で試してみたら、ほかにも気づきとか色々出てくるかもしれん。

最終的には自分でePubファイルを作れるくらいになるといいのかもしれんが、

ちょっと今すぐは難しそうだなぁ(ーー;)

ちなみに、上記の方法だと中表紙は作成されません。

中表紙ほしいなと一瞬思ったけど、電子で中表紙っていらないのかなと思いなおしました。

電子だとファイルが重くなるだけでうっとうしいだけだ。

紙に慣れ過ぎている部分もあるので、色々電子目線で考えないとダメだなと思いました。