無料キャンペーン分析&価格設定の話
本日二回目の更新ですが、先々週~今週月曜にかけてやってた
無料キャンペーンの結果をまとめたいと思います。
今回初の試みとしてKDPセレクトに登録して無料キャンペーン実施してみました。
①「戦う僕らのRGB(上)」
4/18~20 (三日間)
4/25~26 (二日間)
②「戦う僕らのRGB(下)」
4/25~28 (四日間)
③「新宿シェパード」
4/25~26 (二日間)
結論からいうと、大成功(?)でした。本当にどうもありがとうございました。
結構予想外の展開もあり、以下に簡単な分析をば。
★RGBついて
・上巻だけ先行して3日間実施。上巻だけなのであまり伸びないのではと思いきや、
がががっと伸びて総合ランク11位、小説カテゴリーでは7位に入る。
・でもって、下巻は上巻以上の勢いを見せ、最初の二日くらいで
小説カテゴリー4位、総合ランクでもベスト10入りを果たす。
・ただし、総合DL数を比較すると、上巻の方が50くらい多い。
・無料キャンペーン終了後、有料になったあとも売れている数が多いのは上巻。
もしかしたら今後下巻が伸びるかも??
★新宿シェパードについて
・RGBの上巻がかなり伸びたので、ついでに無料キャンペーン二日くらい
やってみよう、くらいに思っていたのに、
まさかの無料キャンペーン2日でRGB上巻の総DL数を抜く。
・小説カテゴリーでは最高で2位までいく。総合ランクでもベスト5入り。
・有料になったいまでも小説カテゴリーのベスト30位以内にいて、
ぽちぽち売れ続けている。
★ということで、総DL数
・シェパードが500弱。以下から推測してください。
あと、カスタマーレビューをRGB・シェパード共に書き込みいただきました。
本当にありがたい限りです。書き込んでいただいた方、本当にありがとうございます。
星がつくと嬉しいですね、ほんとに。
心の栄養いただいたのでこれで明日からも元気に執筆できそうです。
以上で、簡単ではありますが無料キャンペーン分析でした。
以下、無料キャンペーンについて雑感。
発売と同時に5日間設定する、というやり方もあるのかもしれませんが、
使うタイミングを見極めるというのも結構大事かもと思いました。
今回、下巻を4日間しかやってないのは、同時タイミングで行っていた
上巻のキャンペーンが2日しかないので5日もやっても伸びないだろうという
読みからでしたが、正直4日目は全然伸びなかったので、3日くらいでよかったかも。
下巻だけ無料でもあまり買いませんよねぇ。
とはいえ、上巻だけ無料の場合は結構伸びたのでそこは読めなかったんですが。
あと、今回はきんどるどうでしょう様に取り上げていただけたのも
大きかったかと思います。それこそがががっと伸びました。
あと、無料キャンペーンをやってランキング上位に食い込めるようになると、
ツイッターのランキング上位の作品を勝手に宣伝してくれるbotに拾ってもらえるのが
結構いい宣伝になってるのかもと思いました。
無料期間が終わってもちらほら買ってもらえていて、
おかげさまで無料キャンペーンしていなかった3月の販売数(有料)を
新宿シェパードだけでも4倍ちかく上回っています。
これで名前少しは覚えてもらえたかな~と祈るように思いつつ、
GW明けにまた新作出します。今回も上下巻の長編です。
無料キャンペーンの日数は今回の事例を基にまた考えたいかな。
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ちなみにですが、なぜ上下巻売りをするかという話をある人と少し前にしたんですが、
単純に長いからです。
ちなみに、新宿シェパードとRGB上巻は文量としてはほぼ同じです。
最近、ネット上で価格設定の話題をよく見かけるんで、ちょっと便乗してみようかな、
ということで、私は以下のような基準で価格設定しようと思ってます。
原稿用紙換算200枚前後・未満 = 100円
原稿用紙換算300枚前後 = 120円
原稿用紙換算400枚前後 = 上下巻に分けてそれぞれ100円
ツイッターでもちらほらと感想かいてくださる方がいらっしゃいまして
(本当にありがとうございます!)、
この文量で100円はお得、と書いてくださっていました。
実際問題、昨日も友人に「あの質と文量で100円はもったいない」と
ありがたい言葉もいただきました。
が、まぁ質の部分は自分では測りかねるので置いておいたとしても。
名前も知らない無名の人間が書いた作品を、
その文量や質がどうかもわからない状態で、
200円に価格設定してどれだけ買ってもらえるか、って話なんですよね。
ここが紙の本ともっとも異なる部分なのではと思いました。
紙だとぱらぱらと全体の雰囲気や文量を見られるけど、電子じゃそれが難しい。
発売直後だとカスタマーレビューもつきにくくて面白さもわからない。
となったら、やっぱり100円だと思うんですよね。
面白いかどうかわからなくても、100円ならまぁいっか、となると思うんですよ。
ワンコインだし。
それで多くの人に手に取ってもらって、この作家さんの作品なら新作も
読もうかなー、って思ってもらえるようになったら良いなと思うわけです。
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ということでまとまりあるようなないような感じでした。