「文章の見た目を良くする技術」連載第2回 公開
「きんどるどうでしょう」さんで連載中の「文章の見た目を良くする技術」第2回、
本日公開されました!
今回は、縦書き小説の場合の数字の書き方論。
数字って、アラビア数字と漢数字があって結構書き分けが難しいんですよねー、
というお話をまとめてあります。
これが絶対的なルールではなく、私はこうやっているよというお話だと
思っていただけるとよいかしれません。
まぁでもこの記事を書くに当たり、漢数字についてちょっと調べたりしたんですが、
日本語って改めて難しいなぁと思いました。
ちなみに会社で働いているときは横書きだったので、
基本的に半角数字しか使わないしそこまで数字で苦労はしませんでしたね。
やっぱり縦書きだから色々と難しくなるんじゃないかと思いました。
ちょっと話は逸れますが、私は去年フィンランドとハワイに行ったんですが、
フィンランドとちがってハワイは意外と街並みとかが日本と近い部分があって、
やっぱり日本にはアメリカ文化が色濃く入ってるんだなーというのを感じました。
それと同じで、日本語にもアラビア数字を始めとした欧米の文化が
あとから付け加えられたものだから、従来日本にあった縦書き文書は
色々と苦しいことになっているのでは、なんてことを思った次第です。
漢数字のゼロ「〇」の例がまさにそうですね。
日本語って、ある程度書けているつもりでも、詳しいルールとなると知らないことが結構あるし、
色んな書き方ができすぎて、逆に「こうするとベター」みたいな方法が見えにくい。
特に小説には絶対的な解はないので、自分なりの読みやすい文章を模索していく、
という姿勢は大事なんじゃないかなーと思ったりもしました。