原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

「浮き名」の解説を読んで職人というものについて考える

昨日も書きましたが、椎名林檎のアルバム「浮き名」を昨日入手しました。


浮き名 (初回限定仕様盤)浮き名 (初回限定仕様盤)
(2013/11/13)
椎名林檎

商品詳細を見る

これは、林檎さんが客演で参加した曲ばかりを集めたものになります。

正式な発売日は今日です。

昨日はフライングゲットでした。

さてさて、初回限定仕様盤ということで、

CDというよりもまるでケース付きの本のような装丁になっています。

歌詞カードが本なんですね。CDがむしろおまけに見える感じ。

で、歌詞カードといいつつ、後半には林檎さんのインタビューというか

コメントも結構長々と入っておりまして。

その中の一部を引用。

「そもそも私は『歌が人生です』というタイプではなくて、

 あくまで音楽制作は“仕事”として捉えている

「例えば資生堂の広告がなかったら『女の子は誰でも』は生まれなかったし、

 NHKからドラマのお話を頂かなければ『カーネーション』も生まれなかった」

と、こういう林檎さんの姿勢は前々から知ってたんですけど、

改めていいなぁと思ったのでした。

私なぞが林檎さんを引き合いに出すのもおこがましいのですが、

自分もわりとこういう職人気質でいたいなぁと思うことがよくあります。

そもそも小説書くのも書いてるのが楽しいというのはあるけど、

何かを訴えたいとかはほとんどなくて、

単純に自分が面白そうだと思ったものを書きたいという側面が強い。

だから量産できるんですけど。

「戦う僕らのRGB」にしても、

もともとは自分でバトロワ書きたい、くらいのノリだし。

なので、自分が思っていなかったところからお題をもらったりとかって、

意外と嫌いじゃないんですよね。

通信添削講座の課題に沿って書くとか結構楽しかったし、

最近参加させていただいている「てきすとぽい」も

そういうのが面白いってのもあるし。

あと、実は最近、こんな感じで書いてくれって依頼のもと1作書いてるんですが、

ますますこういうの向いてるんじゃないかなーと思いました。

自分でゼロから考えるよりもいいものが作れている気がする(爆)

というわけで、林檎さんのインタビューを読んで、

面白いものが書ける職人になりたいなぁと改めて思ったと同時に、

改めて林檎さんの偉大さを思い知ったのでした。

「浮き名」、超オススメアルバムです!

公式のPV貼ります。「IT WAS YOU」まじ名曲です。

散歩しながら聞いて視界が歪んだ。