小説のタイトルを考える
昨日の深夜、Twitter上でにわかに
深夜のテンションも相まってかなかなか面白かった。
自分的傑作は「赤い靴はいてた男の娘」ですね!
で、まぁ作品のタイトルについてちょっと考える。
そもそも自分はラノベっぽいタイトルをつけようなんて
思ったことはないので、あまり深く考えずに
タイトルをつけてる派かもしれません。
「○○の××」が大多数を占めている。その点は今後工夫の余地があるかも。
そういえば、何かの本かテレビ?で、「カイジ」作者の福本伸行氏が、
主人公の名前を覚えてほしいから主人公の名前をタイトルにしている、
と話していたのを思い出しました。
あと、内容も雰囲気もなんとなくわかってすごいなぁと思うのが、
2時間のサスペンス劇場系のタイトル。
そういうのを並べて見てみたら学ぶものがあるかもしれんなぁ。
それと、何気に気になったのがタイトルを決めるタイミング。
タイトルってみなさんどういうタイミングで決めるんでしょう?
自分の場合は、プロット作成と同時にタイトルが決まる場合と
そうじゃない場合が半々くらいかもしれんです。
今KDPで出してる奴(短編集・続編を除く)だと、
書きだしの時点でタイトルが決まっていたものはこれ↓
●「そして、世界は静寂を迎える」
結末だけ最初に決めて書いていた話だからかもしれない。
●「来たれ!ハマ東マンドリン部!」
これは結構タイトル気に入っている。
「ハマヒガシ」って読むってのがわかりにくいのが難点だけど。
●「あなたは傘に入れない」
これはこのフレーズを基に話を膨らませた感じ。
実はこのフレーズを決めるために、単語帳に適当な単語を書いて
バラして適当に拾って組み合わせる、みたいなことを実験的にやった。
●「機械じかけのShooting Star」
イラストのイメージで「これだ!」って感じで直感。
タイトル決めるのに最後まで苦戦した奴はこれ↓
●「新宿シェパード」
原題は「シェパード」
KDP化するにあたって「新宿」をつけた。
「新宿」をつけたことで「新宿鮫」を連想する人が多いらしい。
●「戦う僕らのRGB」
原題は「戦うアルビノとネクタイ抗争」
これはどう考えても今のタイトルの方がいいな。
●「Running under the Moon!!」
日本語タイトルと英語タイトルで最後まで迷った。
ちなみに考えていた日本語タイトルは「今宵も月下の君のもとへ」
今考えると印象が全然違う。
●「よもやまクラブと最後の番人」
これは「よもやまクラブとひな子さんの番人」のどっちにするかで迷ってた。
「ひな子さん」が話を読まないと何のことかわからないので却下に。
●「ヒマワリの約束」
これは作品を書き終わった時点で「これだ!」ってなったので、
悩んではいないですけど。
ちなみに、タイトルがうまく決まらない場合は、
関連キーワードなどをばーっと書きだして、
それを組み合わせたり英語にしたりして、
いいか悪いかは抜きに二十個以上案を並べて検討します。
この方法は、この↓本に載ってるキャッチコピーの決め方から。
実はこの本、数年前に作品作りにつまった時期に買ったもの。
この考え方なら、よほどのことがない限り
ネタが尽きて書けないなんてことはないと思う。
本当に読んでよかったに尽きる1冊。
そういや、最近書いている作品はどうかなぁと振り返ったら、
今推敲している作品4つ中4つとも書きだしの時点でタイトル決まってた。
というかタイトルのイメージでプロット作った感じ。
こういう奴はそのイメージで書いているので、今さら変える気になれない。
これはこれでいいのかもしれんなぁ。