原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

昔の作品を読み返した話とか写経したいって話とか

普段からあまりジャンルを定めずに書いているので、

時々昔に書いたものを読み返すとびっくりすることがあります。

こんなに重いもの書いてたんだー、とか、

こんなに軽いもの書いてたんだー、とか。

特に「重い」ものの方がびっくりしますかね。

最近はわりと軽いもの中心に書いているので。

同時に、会話中心の作品は書いてて楽しいけど、

丁寧に書きこむタイプの作品も書かないと鈍りそうだなぁと反省もしたり。

よくよく考えてみなくてもそうなんですが、

自分が意識してYAとかラノベに近いものを書きだしたのって、

この4年くらいなんですよね。

最近はちょっと減ってきたけど、

それ以前はわりと主人公が鬱々としている話が多い。

(あ、Shooting Starはそれに近いけど)

色んなものを書くなら書くで、

作品に応じた表現方法とかそういうのもちゃんと意識して

書きわけないといかんなーなどと思ったのでした。

そういや、4月になったら写経(作品1作写す)をしたい、というのを

Facebookで書いたら反応があったのでここにも書いておこう。

どれを写すのかで迷っているなうです。

候補:

 朝倉かすみ「タイム屋文庫」「田村はまだか」

タイム屋文庫 田村はまだか (光文社文庫)

 森絵都「永遠の出口」「カラフル」

永遠の出口 (集英社文庫(日本)) カラフル (文春文庫)

 山田詠美風葬の教室」「ジェントルマン」

蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫) ジェントルマン

最初はこれだってのを決めていたんですが、調べていくうちに迷ってきた。

文体としてすごく影響を受けたと自覚があるのは朝倉かすみ

ストーリーが好みで書きたいジャンルも近いのが森絵都

とにかくすごいという感想しか出てこないのが山田詠美

何冊かやればいいのかもだけど、まぁまず1冊ですよ。

小説などを書いている知人に聞くと、この写経、結構やってるんですよね。

どういう基準で写す作品選んだのか知りたい。

とかいって、改めて眺めてみたら、

風葬の教室」がいい気がしてきた。

山田詠美さんの作品は全作読んでいるのですが、

実は初めて読んだのがこの作品なんですよね。

中学時代に塾の国語の問題で出てきて、興味が沸いて文庫を読んだ。

ちなみに上記6作はすべて既読でオススメです。

読書家さんはよかったらどうぞ!