原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

「月刊群雛」5月号掲載「きみは夏でも冬でも」の裏?話 #群雛 #ララノコン

「月刊群雛」最新号のKindle版・楽天kobo版が発売されたようです。

月刊群雛 (GunSu) 2014年 05月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~

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今回は新作短編「きみは夏でも冬でも」を掲載していただいたのですが、

この作品はララノコンで特別賞をいただいた「明日が雨でも晴れでも」の

前日譚(1年前の話)になります。

せっかくなので、こういうこと考えて書いたよって話を簡単に。

で、まずは、今回群雛上で挿絵のコラボをしていただいた、

しんいちさん作のキャラクター設定のイラストを、許可いただいたので掲載。

キャラ設定

上記イラストからもわかるとおり、挿絵かわいいっすよ!そっちも要チェック!

今作は中学1年のときのお話です。左の黒髪が逸子、右の茶髪が麻奈です。

というわけで、キャラ紹介。

●江藤逸子(右)

 「明日が雨でも晴れでも」の方の主人公。

 極度のアレルギー体質。色白。

 ぱっと見大人しい感じ。色々言いたいことはあるけど飲み込むタイプ。

●笹原麻奈(左)

 「きみは夏でも冬でも」の方の主人公。

 陸上部所属。健康優良児のスポーツ系女子。

 天然の茶髪・くせっ毛なのを何気に気にしている。

 言いたいことはずばずば言う派。あまり人の意見に左右されない。

といった感じで、性格真逆の二人がどういった感じで

仲良くなっていったかを描いたのが今作「きみは夏でも冬でも」です。

「明日が雨でも晴れでも」は恋愛ものだとどっかに書かれたのですが、

恋愛ものでもあり、友情ものでもありなのです。

それで上記にもありますが、今作は麻奈視点です。

性格がまったく違う二人なので、文体を意識して変えました。

「明日が雨でも晴れでも」は逸子視点なので、

心情描写とか心の中でぐちゃぐちゃ思っている部分が多いです。

文章もわりと固め。はっきりいってデフォルトで鬱々しい感じ。

あと風景描写を丁寧にして、映像をイメージし安い感じを意識しています。

一方で、「きみは夏でも冬でも」は麻奈視点なので、

おしゃべり好きの女子中学生がくっちゃべってるような感じで

地の分も書きました。なのでだいぶ軽い感じ。

(むしろこっちの方がラノベに近いんじゃないだろーか)

こっちは風景とか結構どうでもいいので、

女子中学生がキャッキャしている感じを出したいなと思いました。

しんいちさんにも、女子中学生がキャッキャしている感じのイラスト、

というリクエストをさせていただき挿絵をつけてもらいました。

というわけで、こんな2作を読み比べていただくのも面白いんじゃないでしょーか!

ちなみに、「明日は雨でも晴れでも」は5月中旬までには発売されるハズ!

続報あればまたこちらに書きます。