原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

YAの読書会に参加しました

Twitterで見かけて前から気になっていた

YAの読書会に参加してきました。

課題図書はこちら。

 

ちょっと前に書いた感想記事はこちら

参加者は10人弱で、事前知識なしで参加したのですが、

一般読者の方のほか、図書館関係の方や出版社の児童書関係の方が

多かったです。なるほど。

ちなみに主催の梨屋アリエさんの本も前々から色々読んでたので

内心ドキドキしつつ参加しました。「夏の階段」「スリースターズ」が好きです。

 

課題の「クラスメイツ」は私も面白く読んだのですが、

なるほどこういう読みとき方みたいなのもあるのかと勉強になりました。

キャラを考える=人物造形に繋がるなぁとか。

「クラスメイツ」は24人も登場人物がいる作品なので、

深く考えると勉強になりそうです。

本屋さんでのYA図書の扱いの話とか、知らなかったので面白かったです。

日本の本は児童書と一般書の二分類だから置き場所がムズカシイとか。

あとYAの潜在読者は20~30代の女性が六割って話があって、

まさにその潜在読者じゃないか自分、と思ったりしました。

最後に各自オススメの本を紹介するコーナーがあったので、

以下の三冊を紹介してきました。

  

笹生陽子さんの作品、好きでほとんど読んでるんですが、

私も好きですとおっしゃった方がいて嬉しかったです。

(あんまりリアルで出会ったことがなかった)

会のあとに参加者の方々とランチしたのですが、

YAってそもそもどんなジャンルだろうとか、

お話ししたのが面白かったです。

ラノベって何?」って議題をよくネット上で見かけるんですが、

YAでもやっぱり同じような議論はあって、

改めてジャンルってなんだろうなと思ったりしました。

図書館の選書の話とか聞くと、ジャンルとか書かれてるものとかって

思ってる以上に意識されてるんだなぁと思ったり。

あと、YAを書いてるって話をしたら、意識してYAを書いてる人って

あんまりいないんじゃないかと言われました。

物書きの友だちはいますが確かに出会ったことないんですよね。

時々ラノベ書いてる人だと思われたりもするんですが、

まぁラノベも広義のYAに分類されたりするんでかまわないんですけども、

やっぱり気持ち的にはYA書いてるし

自分ではそこら辺の意識は今後もしていきたいなーと思いました。

意識的に「これはラノベだ」って思いつつ書いてる場合は別にいいんですが。

そういえば、電子書籍で本を読んでいる人はほぼいませんでした。

普段、電書界隈に顔出していることが多いのでその辺の感覚マヒしてましたが、

世間的にはまだまだ紙なんだなと思いました。

とはいえ、電書だとセールやってるとかハイライトまとめて見られるとか

知らない方も多かったので、紹介できたのはよかったかも。

最近、読書は電書が六~七割って感じですね。カドカワセールもあったし。

といった感じで非常に面白かったです。

YAとか読書とか図書館とか学校とか色んなことを考えるきっかけになりました。

何はともあれ、YA好きなので今後も読んでいこうと思います。