文章の軽量化 #髪の毛探偵石神くん
あと数時間で3巻が発売になります!
なんだかあっという間に12月が10日すぎてしまった印象。
1・2巻発売から一週間弱たちまして、
ちらほら感想いただけるようになってきました。
すらすら読めた・軽く読めたという感想がいくつかあったのですが、
石神くんは今まで以上に軽く読めるように意識して書いています。
単純に対象読者を中学生以上に決めたっていう理由からですが、
極力難しい単語は使わない、常用漢字以外は開けるものは開く、
といった感じでいつも以上に文章平易にしています。
それはそれでやってみると意外と神経使うんですけどね。
今回使わないと決めた漢字の一つに「振」があるんですが、
この漢字はなんかほかの作品でも使いたくなくなってきました。
あ、「地震」「振動」などの単語は除くですけども。
「明日が雨でも晴れでも」なんかはわりと考えないで漢字使ってたので、
それと比べたらずいぶん差があるかもしれません。
書いているものに毒がないと言われることが多々あります。
この間は「優しすぎる」と連呼されました(作品の話です)。
なんですが急に毒々しいものが書けるわけでもないし書きたいかどうかも疑問だし、
ならどこまでも平和なものを書いてもいいんじゃないかと思ったりもしています。
石神くんはそういうつもりで書いています。
学校という小宇宙の平和の中で起こる小さな出来事でも、
中にいたらそれなりにシリアスかもしれないし大きな事件かもしれません。
そういうのを書くのが今はすごく楽しいです。
というわけで話題があっちこっちいきましたが、
お気軽に読んでいただけたら嬉しい次第です。
でもって、感想をひと言ちょろりとでもいただけたら元気になります。
よかったら三巻までお付き合いいただけたら嬉しいです!