「ひく」と「はじく」
表記に迷ったシリーズです。
弦楽器を演奏することを「ひく」と言いますが、
弦を指で「はじく」奏法もあります。
これ、漢字にするとどっちも「弾く」なんですよね。
弦楽器をやってる者としては、この二つは明確に使い分けたい気がします。
「ひく」だと演奏すること全般を指しますが、
「はじく」だとピチカートやピッキング奏法を基本的に指します。
最初は「はじく」にすべてルビをふって書いてたんですが、
Wordでルビを多用すると行間がぐずぐずになるんですよね。
というわけで、最終的に「ひく」と読ませたいところは漢字に、
「はじく」と読ませたいところはひらがなにしてみました。
これが正解かどうかはわからんです。
こういうの難しいなぁ。
類似のもので、
「他」という漢字は「ほか」と読ませたい場合はひらがなにしてたりします。
例:「このほか」「その他」
それと、「後」という漢字も「あと」と読ませたい場合はひらがなに。
例:「その後」「そのあと」
どこまで気になるかは個人の感覚によると思うんですけどね。
ちなみにですが、ただいま半額セール中の「明日が雨でも晴れでも」ですが、
作者的には「あすが」のつもりだったんですが、
初めてタイトルを見た人の過半数が「あしたが」と読まれます。
まぁどっちでもいいんですけども。
意図どおりに読んでもらうってなかなか難しいなぁと思います。
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