日本独立作家同盟NPO法人化記者発表会行ってきたよ!~ツイートまとめ&補足
今日中にブログを更新できないかと思って
ひやひやしました、こんばんは。
『月刊群雛』の発行元でおなじみ、日本独立作家同盟の、
NPO法人化に伴う記者発表会に行ってきました!
いつも電書関連のイベントでは実況をしている方々が
みんな会の主催者側じゃないですか!
というわけで慣れてませんが実況ツイートなどしてみました。
ので、そちらをまとめていきたいと思います。長いよ!
始まった! pic.twitter.com/gWZFe7oDi6
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
じゃあ #日本独立作家同盟記者発表会 で。
独立作家同盟設立経緯の話をしております。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
現在、同盟参加メンバーは483人。一年前の倍。 #日本独立作家同盟記者発表会
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
ここで参加メンバーといっているのは、
Google+のコミュニティに参加していて、かつ自己紹介をしている方を指します。
訂正。現在コミュニティ参加者が488人らしいので
自己紹介してる人はもっと少なそうです。
群雛の紹介中。総合電子書店9ストア配信中。
メディア関係者の方には最新号の月刊群雛&別冊群雛が配布されております。BCCKSのPOD版。 #日本独立作家同盟記者発表会
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
(『別冊群雛』には自作『エブリデイ・アニバーサリー』掲載しとります)
群雛の参加者は通算90名。 #日本独立作家同盟記者発表会
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
収益の9割は参加者に還元。
鷹野さんの元にはまったく入ってない。 #日本独立作家同盟記者発表会
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
ゲスト原稿代などは鷹野さんの個人持ちだし。
どうせ儲からないならNPOにしたら? と内沼晋太郎さんに言われて。NPO法人になるとさまざまな支援プログラムが使えるようになる。銀行口座作れたりとか。
欧米や名古屋でもNPO法人で出版活動をしてる団体がある。
持続可能性と発展性。 #日本独立作家同盟記者発表会
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
http://t.co/BsAkbyh1kPで販売されてる電子書籍売り上げは33%はセルフパブリッシング?それなりの規模ではある。
日本でも盛り上がってるはずだが網羅的に調べられてない。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
ということもあり、群雛ポータルで情報発信したい、ということ。
セルフパブリッシングを自費出版と訳する人がいるがまちがい。自己出版。お金はかからない。
その代わり品質、登録難易度、売れない、などの問題点あり。
→同盟でインディーズ出版支援授業を
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
この違いは大きいですよね!
あと、×授業 ○事業
群雛2月号から少しリニューアル
・PODを買うと電子版がついてくる
・別冊も随時刊行
・編集体制が整えば文芸群雛、漫画群雛も作りたい
・作家が作品をブラッシュアップする場の提供
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
・Webメディア事業 →群雛ポータル
・セミナー・勉強会を毎月開催。正会員だと無料。四月くらいから?
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
色んな人が「手伝うよ!」といってくれて話が大きく広がった。
副理事は竹元さん、理事には仲俣さん、まつもとあつしさん、藤井太洋さんなど10名(超豪華)
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
正会員、賛助会員の募集は本日から。
一般会員は無料、正会員は年一万円、賛助会員は一口五万円
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
正会員になるとセミナーに無料で参加できます!
質疑応答開始。
継続可能なのか?
→事業化して計画的に回して行くことで可能にする。
拡大して行っても大丈夫か?インディーズ作家が今の十倍とか?
→支えてくれる人も増やして行きたい。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
受け皿としての群雛と、作家を支援する場のバランスは?
NPO化した=支援して大きくしていくことがメインになってくる?
→ボランティアと事業の中間くらいに位置
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
藤井太洋さんみたいな個人出版でなんでもできるスーパーマンはなかなかいないのでそこを手伝いたい。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
著者の募集について選考はないのか?今後は選考プロセスを入れて品質を上げたりはしないのか?
→選考はなく現状早い者勝ち。今後もそれを続けるかはわからない。誰でも参加=競争が生まれにくくはある。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
今後は競争原理が働く仕組みも考えていくかも、という話。
雑誌というパッケージという売り方がどこまで通用するのか?電子はどんどん細分化される傾向では?
→個人は見つけてもらうこと自体が難しいので集まることによる宣伝効果を期待している。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
群雛参加者はセルフパブリッシングやったことがある人中心なのか?それとも個人出版初心者?
→セルフパブリッシング経験者限定にしている。見つけられにくいという問題点を支援。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
ここでいう経験者は必ずしも電書ストアでの販売はささず、
ブログでの小説の公開なども含んでいます。
詳細は『月刊群雛』レギュレーションをチェック!
第2部、トークセッション。
仲俣さん、まつもとさん、鈴木みそさん、鷹野さん
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
雑誌不況で中堅作家が作品を発表する場が失われつつある。
「ナナのリテラシー」を例に。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
中堅以下の層も厚い。中堅になりたい人をサポートする仕組みがなかったので同盟の意義が出てきそう。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
特に文芸作品は、新人賞受賞以外にデビューする道がない。
その中でも純文学。
新人賞は原稿をフィルタリングする仕組み。
他のジャンル(ラノベとか)に比べて純文学は新人賞以外の道が極端に少ない。他に道を模索したい。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
読者より書きたい人の方が多い問題。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
内藤みかさんのツイートが興味深かったので貼らせていただきます↓
小説を書きたい人のほうが、小説を読みたい人よりも多いという問題。鈴木みそさんの言葉に頷いてしまう。私のところにも自分の作品を読んで下さいというメールが何通も来ます。そういう人に私の本は読んだことありますかと聞くとないけど自分の作品を読んでほしいと… #日本独立作家同盟記者発表会
— 内藤みか(作家・脚本家) (@micanaitoh) 2015, 2月 20
「売れそうな本」以外は企画段階でボツになる傾向が強くなったり、安定した売り上げが見込めるベストセラー類辞書ばかりが商業出版される傾向に。
世の中に出したいけど出す機会が減ってきている。
電子書籍や同盟の活動でそこをどうにかできないか。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
個人出版の問題点。すべてが自分次第の質の問題。
書き直しの作業によってクオリティーは上がる。書けた→すぐに世に出す、ではなく、フィルターを自分でかけないといけない。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
群雛のルールはよくできている。
掲載は入稿順→編集者にとっても嬉しい仕組み。電書なら掲載が早い方が読まれやすく著者が締め切りを守るモチベーションにも
クラウド上の校正→世に出る前に一回誰かに読んでもらうのはいい。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
自由に書ける代わりに社会規範に反するかどうかを自分で判断し、責任を負う必要がある。新人はここが難しい。
ネットで炎上したりも。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
群雛での作品表現の規制は?
→オンラインでしょっちゅう議論している。実際に掲載を断った事例もある。R18はNG。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
電子書籍は商業出版と同じ土俵で戦うので、埋れてしまいがち=売れない
個々の本でも売れないものは売れない。NPO化で情報共有などして考えていきたい。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
Kindleストアのランキングで上位に上がりにくくなった。どんどん底上げされていってる。
安売りする時代はもう終わり。単価が高くても買ってくれるファンをつけるのが大事。(鈴木みそ先生)
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
まとめ:環境が整っている。あとは書くだけ。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
終了ー。
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20
トークセッション後半の方は若干力尽きてました。
個人的な感想とか思った部分。
●現状の群雛の参加者募集方法だと競争原理が働かない
これは確かになんですよね。
群雛に掲載することが目的じゃいけないと私も思います。
●個人出版はまだまだ理解されてない
個人出版と自費出版の違いとか、
世間的には認知度はまだまだ低いのかと質疑応答を見てて思いました。
●インディーズ作家がどこまで噛んでいけるか
今回の記者発表会含め、
群雛参加者=インディーズ作家自身の影がまだ薄い印象です。
今後、インディーズ作家自身が積極的に巻き込まれていくようになると
面白くなるかなと思います。
私自身、創刊時から『月刊群雛』に毎号携わってきたので、
今回こういう形で新しい取り組みの最初の一歩に立ち会えたことで
非常にわくわくしました。
一参加者として、今後もタッチできたらいいなぁと思います。
まずは来週火曜日発売の3月号ですね!
群雛1年分。 pic.twitter.com/9r39Rq0eqW
— 晴海まどか@君には傘がよく似合う 発売中 (@harumima) 2015, 2月 20