劇場版「ムーミン谷の彗星」(パペットアニメーション)感想
「ムーミン谷の彗星」、パペットアニメーション版を劇場で観てきました。
DVDでも出ているものですが、それが池袋で上映中です。
というわけで感想をかんたんに。
(※以降ネタバレあり)
とにもかくにも字幕版でした。
英語自体は英語ができなくてひーって思ってる自分でもうすらぼんやり
わかるレベルのものでしたけども。
DVDは「楽しいムーミン一家」の声優陣が集結しているそうなので、
そうなるとDVDの方もほしくなりますな。
共同製作だそうで、日本のアニメ版とはまた違った雰囲気です。
「ムーミン谷の彗星」に関して言えば、
ミーが出てこない、家に帰る途中に寄るお店のシーンがカットされて
いなかったなど、アニメ版(日本製作)よりも非常に原作に忠実でした。
(まぁアニメ版超好きなんですけどね)
パペットアニメーション独特かもしれませんが、
当然のことながら表情の変化がほぼ見られないので、
想像の余地が広がるような部分があります。
パペットはパペットで質感とかが非常に面白いので、
ほかの作品(夏祭りとか)も観てみたいなと思いました。
あと表情の変化がない分なのかはわかりませんが、
小物類が非常に凝っていた印象。
スナフキンの帽子の羽、フローレンのピアス、
スノークのスカーフ&帽子など、アニメにないおしゃれ小物に注目でした。
あと背景も独特。彗星のキラキラ具合とかがキレイなんだけど非常に不気味。
なんというか、色彩がすごく落ち着いてるけどでもキレイで、
シックな中に目に着く色がところどころちりばめられてて、
テキスタイルみたいな雰囲気も感じたり。
そういう部分が日本的じゃないのかなーとも思いました。
個人的には原作を読んだ上で観るのをオススメしたい気がします。
アニメ版との違いを探してみるもよし。
日本ではほかにも梅田でも上映するみたいなんですが、
まぁDVDの方でもいいので気になったらチェックしてみてください。
映像的にも非常に面白いかと思います。