原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

きんどうさんのエイプリルフール記事にインタビューが載りました

きんどうさんの今年のエイプリルフール記事は、

BOOK☆WALKERが運営するセルフパブリッシングサービスの一つ、

BWインディーズさんとのコラボです。

「KDP=電子個人出版の時代」を終わらせにきた、KADOKAWA系電子書籍ストアが挑む個人出版サービス『BWインディーズ』に驚異のイノベーションがつまってた件

BWインディーズさんはじけてますな!

個人的にはこちらの一文が気になりましたかね。

販売結果をリアルタイム知ることができる仕組みを提供したいと考えています。

マルチストア配信のネック的な部分なのでやれるなら楽しみ。

でもって、この記事の下の方、「続きを読む」の最後のページに

インタビューを掲載していただきました。インタビューは嘘書いてないです。

マルチストアを語るならこの人しかいない!戦う文章クリエイター晴海まどかさんに聞いてみた。

多分こちらの記事、4/2になった瞬間に見えなくなります。

というわけで、今日のうちにぜひぜひ見てみてください!

(とか書いておいてなんですが、いっぱい書いたしブログ記事最後に転載しておきます)

何はともあれ、マルチストア配信ではBCCKSさんにお世話になってます。

BWインディーズもやっててよかったなーと思いました。

★BOOK☆WALKERでの販売ページはこちら★

あと、きんどうさんにインタビューが載るのって2年ぶりくらいかと気づく。

懐かしいのう。若かったなぁ。

インタビュー中で出した2作品のリンクも張っておこう。

 

ちなみにですが、インタビューの回答、

最初は感情の赴くままに尖ったことたくさん書いてたんですが、

自主規制モードが発動したので、三日くらいかけてトゲを抜いたり

丸めたりして今みたいな形にしてからきんどうさんに送りました。

いやー、自分、大人になったんじゃないですかね!ヒャッハー!

BWインディーズさんにも大変お世話になっているので、

これからも応援させていただきます!


というわけで、以下インタビュー転載。

—— KindleKoboなどの複数のサイトで自著を販売されているようですが販売数の比率などはどうなっていますか?

マルチストアで配信を始めたのがちょうど1年前、2014年3月末頃からです。なのでこの1年に限定しての話をしますが、作品によってはKindleストアでの販売総数を上回っているものもある、という感じです。

Kindleストアでは発売開始してから日が経っていて、ほとんど数字が動かなくなっていたものから順にマルチストア配信を始めたのですが、そういった作品についても他ストアでは月に何冊もダウンロードがあります。

また、2014年に新たに販売開始した「W・キャスト」「ご飯の時間」という2作品については、Kindleストアで発売開始すると同時にマルチストア配信もしてみました。2015年3月時点で、完全に他ストアでの販売総数の方が上です。「ご飯の時間」については、マルチストアでの販売総数が、Kindleストアの2.5倍くらいになっています。

—— Kindleだけの活動から複数ストアでの配信に切り替えたことで何かメリットはありましたか?

1点目は前述したとおりで、販売開始から日数が経っていてKindleストアではあまりダウンロードされなくなった作品についても、ほかのストアではダウンロードがある点です。Kindleストアでは新刊を出した直後はそれなりにダウンロードがあっても、数ヶ月経つとぱったりなくなってしまうこともあるので、これは非常に嬉しいことです。単純に新しい読者さんに出会えてるってことでもありますし。

2点目は、人に会って「電子書籍で本を出している」と話したときに、Kindleストア以外のストア名を出されても、ほぼ「出してるよ!」と答えられるようになったことです。Kindleストアのユーザー数が圧倒的に多いとは思うんですが、意外とそれ以外のストアを使っているユーザーさんっているんですよね。今までに訊かれたことがあるストアとしては、Reader Store、楽天koboiBooksなどがあります。

特にReader Storeは、Twitterなどでも訊かれたり「購入しました!」とご連絡をもらう率が高いです。そういうときは出しててよかったなぁと本当に思います。

—— BWインディーズ(BOOK☆WALKER)さんに可能性を感じていますか?(もし、あればどんな可能性ですか?)

国内電子書籍ストア大手のBOOK☆WALKERさんのセルフパブリッシングサービス、というわけで、今後の展開を非常に楽しみにしています。セルフパブリッシングサービスの一つとしてもっと認知され、存在感を示してくれることを期待しています。

今って、個人出版=KDP、みたいに認識されている方がまだ多いと思うんですよ。インディーズ作家、個人作家、独立系作家といった単語もある中、KDP作家っていう呼称を同義で使っている方がいるのも似たような話じゃないかと思います。

でも、それってもしかしたらもったいないことかもしれません。

例えば、ストアによってユーザーの色(=読者層)ってだいぶ違ったりしますよね。BOOK☆WALKERさんだったらラノベの売り上げがいいって言われていたりとか。

なのでもしかしたら、Kindleストアではあまり日の目を見なかった作品が、ほかのストアではヒットするかもしれません。ほかのストアで日の目を見られる保証は当然ながらありませんが、でもKDPしか知らなかったらそれを試すことすらできないままです。

そういう状況に一石投じる意味でも、個人出版サービスにはKDPだけじゃなくて、BWインディーズやKWLなど色々あるんだってこと自体、もっと認知されたらいいなと思っています。そうしたら読者ももっと増えてくれるかもしれません。

—— さいごに、これからの抱負を聞かせてください

個人出版って、執筆・校正・編集・プロモーションと、全部一人でやらなきゃいけないんで考えることがたくさんあります。なんですが、やっぱり「執筆」に重きを置きたいなっていうのが常々思っていることです。とにもかくにも小説を書き続けたいです。

そういった意味でも、BWインディーズなどのプラットフォームさんにプロモーションを手伝っていただけたらなんてステキかしら! などということも期待しているので、BWインディーズの今後の展開を楽しみにしています!