原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

映画「名探偵コナン 業火の向日葵」観てきた(2回目)

コナン映画2回目を観てきました。

1回目の感想記事はコチラ

別に毎年何回も観てるわけじゃないですよ。キッド回だからです。

というわけで、2回目であることを踏まえた感想。

※以降、ネタバレあり。

2回目って、展開わかった上で観るので、

1回目と違ってわりと分析目線で観られるのがいいです。

今回の映画は「キッドが悪者!?」みたいな感じで始まるのですが、

前半でキッドが何を考えて行動してるのかがわかってくると、

なるほど、と思える演出とかが実は色々あって面白いです。

あのニヤリはこういう意味だったのかとか、

コナンのこと信用しちゃってこの~みたいなツッコミを心の中で入れまくる。

あと、キッドの白装束の頻度の高さ。

キッドが出てくる劇場版は今回で5作目なんですが、

やっぱり変装しているキッドが出てきてもキッドファンには意味ないんですよ。

キッドであるからにはあの白装束が必要なわけです。

で、キッドが出てくる劇場版、回を重ねるごとに、

キッドの白装束での登場率が高くなっていくんですよね。

キッド回一作目となる「世紀末の魔術師」なんか、

白いキッドはちょろちょろっとしか出てこないんですが、

前回のキッド回、「天空の難破船」なんかほとんどの出番が白装束。

これがファンサービスなのかとか思った。

↑もちろん初回限定パッケージで持ってる。

それとホテルの部屋でヒマワリの取引するシーン。

これ絵としては悪くないんだけど、いまいち1回目に観たときに

よくわからなかったので今回はその部分でじっくり考えてみました。

5枚目のヒマワリを宮台さんから守るために盗む下りはOK。

じゃあそれを返すのになぜ100億円が必要だったのか。

……うーん、2回目でもはっきりとした回答はよくわからんかった。

100億円なんてぽんと出せるのは次郎吉さんだけだから、

次郎吉さんを取引に絡ませたかったんだろうか?

それとも、気圧の上げ下げがどう影響するのかを効果的に見せるための演出?

(最後は気圧が低くて鍾乳洞が崩落したので)

100億円の存在意義がやっぱりわからんかった。

そういや細かいことですが、

作中のテレビのテロップに「怪盗KID」っていう表記があって、

コナンの世界でのキッドの表記は「KID」と「キッド」どっちが主流なんだろう、

なんて校正的な疑問を感じたのでした。

まぁキッドカードにはいつも「怪盗キッド」って書いてある気がするから

カタカナ表記のような気がするんですけども。

それと気になったといえば、見慣れているはずなのに、

中森警部のちょびヒゲがあまりにチョビすぎて今さらながら気になった。

ほんとどうでもいいんですけど。

ちなみにキッドファンあるあるですが、キッド回を見過ぎていて

目暮警部よりも中森警部の方が見慣れてる感が強かったりします。

というわけで1回目で未消化な部分をチェックしたり、

キッドをどういう風に演出してるのかを観察した2回目でした。

ちなみに前売り券はもう一枚あるので3回目もそのうち行きます。

そういえば、今「セーラームーン Crystal」やってるじゃないですか。

セーラームーン世代として一応観ているのですけども、

タキシード仮面、改めてみると「ちょっとないわ~」と思いました。

なんですが、よくよく考えたら、

中身は高校生・色は違うけどタキシード・キザ

怪盗キッドとほぼ同条件であることに気づく。

この埋められない差はなんだんだろう……。