原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

たまには既刊紹介:Running under the Moon!!

今日レビュー↓をいただきまして(ありがとうございます!)、

勝手にKDP本レビュー14★Running under the Moon!!

なんか色々思い出したりとか懐かしい気持ちになったので

たまには既刊の紹介でも。

Kindle

 

Kobo

Kobo版はBCCKS経由で配信してて上下合冊版です。

現在Koboでは30%ポイント還元セール中なので実質210円で買えます。

この作品はわりと自分的には初期の作品で、

書いた順番としては、「新宿シェパード

→「そして、世界は静寂を迎える

→「Running under the Moon!!」

といった感じです。もともとはRGBよりも前です。

実はこれを書くまでは学生が主人公の作品はあまり書いてなかったんですが、

そういうものをメインに書くようになったきっかけになったのがこの作品です。

今じゃ考えられないんですが、何書いていいかまったくわからなくなった

時期がありまして、要はハイパースランプだったんですね。

で、色々考えて、とにかく好きなものを書こう!

→好きなもの:怪盗キッド

怪盗キッドっぽいものを自分なりに書いてみよう!

みたいな安直な感じで書き始めたものでした。

なので脳内キャラデザは青山剛昌風な感じです。

高校生男子が夜の街で屋根の上を走る都市伝説「月下のランナー」になって、

街で起こる小さな謎を解き明かしていくお話です。下巻にはどんでん返しも。

今じゃ考えられませんが、ラブコメ要素はほとんどありません。

ちなみにこれを書いてた頃は会社員やってたんですが、

数日でプロット(ゆっるゆるのヤツ)を作って、

一週間で書き上げました。原稿用紙370枚分くらいあるはず。

個人出版で出すに当たって、さらに色々手は加えましたが。

睡眠時間削ってヘロヘロになりながら書いた記憶があります。

プロット緩かったのによく書いたなと思います。書いてくうちに奇跡的な

化学反応が起こって、プロットになかったどんでん返しが発生したりも(爆)

今振り返ると、会社員時代はほんとヘロヘロしてました。

ライターだったんで、会社でもガリガリ書いて家でもガリガリ書いてました。

睡眠時間削りに削って書きまくってて体調崩した記憶も。

というか体調崩して会社休んで喜々として布団の中で推敲したりしてた。

何かに憑かれてましたね。今もそうですが。

あとこの作品はなんかとにかく好きなもの詰め込みたくて、

主人公・ヒロイン以外のキャラ名が京急線沿線の駅名から取られてます。

舞台も京急線雑色~梅屋敷近辺です。

書いてた頃あの辺に住んでたんですが、街がすごく好きだったんですよね。

あの辺って古い家がすごく密集してるんですが、それをマンションの窓から見て、

走れそーだなーなんて思ったのが「月下のランナー」の着想のきっかけです。

こういう日常のワンアイディアって大事だなぁと今でも思います。

気づいたら長くなってたのでまぁこの辺で。

感想いただきありがとうございました。

既刊を振り返るのもたまにはいいかもしれんなーと思いました。

最近雨が降り続いてるので、

「そして、世界は静寂を迎える」とかも紹介したいですね。

こっちは雨が降り続いて世界が沈むホラーです。今の季節にぴったり!