原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

お金を払うこと

ここ最近、毎日1~2冊のペースで「海月姫」のコミックス読んでるんですよ。

ちょっと前に映画化もしたヤツです。

で、今日10巻に到達したんですが、なんか色々考えたんで。

(※以降、若干ネタバレ含みます)

主人公は海月オタクの女子なんですが、

色々あってクラゲをモデルにした洋服ブランド立ち上げることになり、

今はその売り出しとか宣伝どうしようって話になってるんですね。

それでなんやかんやで縫製業のインド人のおねーさんから言われるんですが、

今のファッション界はハイブランドから下層の安いブランドまで

シーズン後追いで高い方から低い方へ順番に同じデザインが伝わっていくんや

ハイブランドと似たようなデザインの服がどこそこで3千円で売ってんのに

誰がわざわざこの不景気に高いほう買うんや

安い服をワンシーズンで着て捨てるんやから質なんてどーでもええ

アパレル業界は終わってんねん

まぁこのマンガ2012年なんですけども。

出版業界とか音楽業界とかのニュースは興味があるので入ってきますが、

アパレル業界のことはまったく知らないんで考えたこともなかったんですが、

ほかの業界でも同じようなことが起きてるんだなと思いました。

しかも自分はどっちかというと服にお金あんまりかけない方なんで、

それこそ安いなら安い方に流れてしまう側の人間だってことに気がついたり。

色んなものがデフレってて、無料で見たり聴いたりできるようになってて、

お金を払うってどういうことなのかとか考えました。