原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

とっさの持ち物

今日の出来事。

というわけで、お昼辺りにうちのマンションがちょっとした騒動でした。

30分以上ずっとサイレンと「火事です、落ち着いて非難してください」って

放送が延々と流れてて、ちょっと参りました。

サイレンの音ってなんであんなに肝に響く感じがするんですかね。

まぁ誤作動でよかったんですが、やっぱりサイレン鳴るとビビります。

うちは二階ですぐ逃げられるので、とりあえず廊下の方に出てみたんですよ。

気のせいだったんですが、ちょっと異臭がするかも、

などと思い、とっさに荷物まとめて外に出てみました。

カバンに突っ込んだのは通帳・印鑑・パスポート・パソコン・お財布とか。

ちなみに管理人室の前に住人のみなさんが集まって事情聞いてたんですが、

荷物持ってる人はほぼいませんでした。マジかと思った。

そのときたまたま部屋に一人で、何を持ち出せば良いのか考えてるとき、

ちょっとパニくりそうになりました。

うちは夫婦揃ってオタクなので、物に対する執着が強い方だと思います。

一番縁が無い言葉は「ミニマリスト」かもしれません。

本当に困ったら私は小説のデータが入ったUSBメモリだけ持ち出すと思うんだけど、

時間的余裕があって何か持ち出せるってなったら何を持ち出せばいいんだろう。

通帳とかパソコンはまぁいいと思うけど、思い出の品的な物とか。

持ち出さなかったもの=燃えてなくなっちゃうかもしれないもの、

なんて考えたらひえぇってなります。

楽器とかアルバムとか中学生のときに書いた小説の紙の束とかとかとかとか。

津波で家が流されたとか、ほんとそういうの想像しただけでも怖い。

なんて3.11のときのことを思い出したのですが、あの日、私は会社にいて、

会社から一人暮らししてる自宅マンションまで徒歩1時間くらいだったんですね。

同期の女の子が帰宅困難者になってしまったので、うちに泊めることに。

そのとき、その子に「家のパソコン心配なんじゃない? 小説とか」と言われ、

「大丈夫、USBメモリ常に持ち歩いてるから!」と答えたのを思い出しました。

あの頃はクラウドサービスってそこまで普及してなかった気がします。

あの頃の習慣が抜けず、オンラインにもデータを保存しつつ、

USBメモリにもデータ保存して基本的に持ち歩くようにしてます。手元にある安心感。

小説データが全消失とかしたら多分立ち直れないですからね。

人に見せられないレベルのものもたくさんあるけど18年分だし。

バックアップ大事。