原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

紙と電子の温度差

今日はYAの読書会に行ってきました。
テーマ本はこちら
色んな感想が聞けて面白かったです。
個人的には1ヶ月集中的に読んで「面白かったヒャッハー」だったんですが、
なるほど、最終巻は特に色んな感想があるのですねと勉強になりました。
わりと書かれていることを素直に読んでしまう性分なので、
人さまの感想を聞くだけでもだいぶ参考になります。

 

ちなみに私は例のごとくで電子書籍でテーマ本を読破していたのですが、
参加者13名のうちそんな人はほかには誰一人とおらずで、
やっぱり紙の本なんだなぁと思いました。
紙版を見せてもらったのですが、
特にハードカバーの方は栞ひもが赤と白の二色になってたり(剣道の試合イメージ)、
電子版ではカットされているイラストなんかも含まれていて、
コレクションとしては結構素敵な造りになっているのでした。

個人的には、電子にも紙の本にあるイラストくらい入れてくれてもいいのになぁと
思いました。装丁もいまいちだしだから電子より紙がいい、じゃなくて、
電子も同じようにがんばれよって考えなんですがどうですかね。
だって技術的には色々できるわけじゃないですか。
私ごときでも挿絵入りのデータを簡単に作れる世の中なわけです。
そんな簡単なことで本好きの満足度満たせないことが多いから
電子書籍の普及率上がらないのでは、なんてぼやいてみる。
出版社からしてみたらやはり売りたいのは紙なのかもしれないけども、
出版不況と言われてるこのご時世、紙でも電子でも関係なく売ってほしい。
電子版に対する温度差を色んな意味で体感した2時間でした。

今日は午前中には「文字フリマ」に顔を出して
波野さんの豆本を買ったりしたんですが、紙の本もいいですよね。
BCCKS製の豆本初めて見たんですが、思ってた以上にかわいくてよかったです。
別に紙の本、嫌いじゃないんですよ。
これまでの人生、読んできた本は紙の方が多いですし。
ただ最近の我が家の事情として、本当に本の置き場所がないわけです。

部屋がカオスなんですよ。本に限らず、ムーミンやコナンコレクション、
椎名林檎のライブグッズと、オタク気質なので物が多いわけです。
あと小説の資料として買った本とか、ことごとく電子化されてなくて
もはや床に積みまくってるわけですよ。売ることもできずツライ状況が続いてます。
みんなそんなに本を置く場所があるのか、
それとも買って読んだ本はすぐに売っちゃうんですかね。
それなら電子で買って読む方が自宅で読みたいときにすぐ買えて、
読んだあとは売る手間もいらずで楽ちんだとやっぱり思っちゃうんだよなぁ。
ハイライトもできるし、外出先でもいつでもどこでも好きな本を取り出せるし。

あと電子書籍読むようになってから、読書量は圧倒的に増えました。
セールだし、という理由で、ちょっと気になってた本をたくさん買うようになったし、
タブレットさえあれば何冊でも持ち運べるので重宝。
最近は漫画を読む量がぐっと増えましたが、
家に置くスペースを考えてたら月40冊とか読めないです。

まとめると、電書もっとがんばれよってことです。

 

そういえば話変わりますが、この読書会の場で、まったく予期せずに
高校時代のクラスメイトと再会したのでした。
見知った雰囲気の人がいる、名前も見覚えあるぞ、やっぱり!みたいな。
もともとはネットで見かけて参加するようになった読書会なので、
かなり相当ビックりしました。こういうこともあるんだなぁ。
名刺交換などさせていただきましたが、
オンラインではウサギに擬態して活動してる自分大丈夫か、
みたいな感じであとから不安にもなりました。

というわけで色々考えたりもしましたが、読書会面白かったです。

武士道シックスティーン: 1

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