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原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

新刊『ギソウクラブ』:小説を書くときのイメージの仕方

今日は小説を書くときのイメージの仕方の話を『ギソウクラブ』に絡めて。

試し読みはここでどうぞ↓

ギソウクラブ』 晴海まどか著

 ストアへのリンクはこちら↓

gisoclub.tumblr.com

 

あの出版の担当さんとお話ししてるときに、「読んでて絵が浮かびやすい」と
嬉しい感想をいただいたのですが、書くときに話をどうやってイメージしてるのか、
という話になったのでそれを書いてみようかなと。

私は基本的に小説を書くときに、マンガのコマをイメージして書いてます。
小学生の頃にマンガを描いてたのとか、日常的にマンガを読みまくっているのも
影響してだと思うのですが、基本的にマンガのコマ割りを頭の中で
作りながら小説を書いています。
ここは引きで景色を見せてるコマだとか、上半身のアップとか、
向かい合って話してるコマとか、半ページ使って全身を描くコマとか、
つまりは基本的に静止画になります。

あと、私はたまに地の文に台詞を埋め込むんですが、
これもイメージとしては、吹き出しの外に手書きの文字で書かれるような
台詞をイメージしてたりします。あとはあまり重要でない心内語ですかね。
「 」=吹き出し に入れるまでもない台詞、という感じです。

小説書いてる人の場合、静止画派と動画派がいるみたいですね。
とある人はその話をしたときに、頭の中でドラマとか映画みたいな映像が浮かぶから、
それを見たままに書いていると話してました。動画派です。
そういう人はシナリオ書くの得意なんだろうなーと思います。
(シナリオの勉強もしたんですが、動画がまったく浮かべられない私は理論は理解できたけどギブしました)

「ギソウクラブ」は少年漫画のように動きのあるお話ではなく、
どっちかというと少女漫画的な、内面描写が多いお話です。
少女漫画って女の子が悶々と悩んでたり考え込んでるシーンが多いので、
台詞の少ない抽象的な絵で見せるコマがとっても多いと思います。

それならマンガ原作やりなよと言われることもあるんですが、
まぁ文章書くの好きなんですよ。マンガは読む方が好きというか。

ちなみに日常的にものを考えるときもわりと静止画だったりします。
過去の記憶も写真で撮ったみたいなシーンシーンのカットのことが多いし、
楽譜を暗譜するときも、楽譜をスキャンしたような画像イメージで記憶しています。
(何ページの何行目を今弾いてるなとかそんな感じ)
動いてるものを思い出そうとすると使ってない脳の部分を使ってる感じがするので、
ほんと習慣になってるんだなぁと思いました。

そんなわけで、静止画派の私が書いてる『ギソウクラブ』をよろしくお願いします。

ギソウクラブ

ギソウクラブ