ハウルとにゃんこの本を読んだ
年末に向けてってわけでもないですが、ちょっと意識して本を読んでいます。
最近読んだ2冊の紹介でも。
映画「ハウルの動く城」の原作と「100万回生きたねこ」のトリビュート的短編集。
1冊目はこちら。
- 作者: ダイアナ・ウィンジョーンズ,佐竹美保,Diana Wynne Jones,西村醇子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1997/05
- メディア: 単行本
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映画の記憶がやや薄れてますが、映画の映像イメージは基本的にそのままで、
細かい部分がだいぶ補完された感じです。映画と展開は違う感じではあります。
面白く読んだは読んだんですが、なんというか自分、ファンタジー読み慣れてないな
っていうのを改めて感じました。
魔法の基本的っぽい話とかお決まりのパターンとかがあんまりわからない。
結構、魔法物あるあるネタや過去の作品のネタが仕込んであるようなのですが。
現代の学園ものの方につい食指が伸びるからなぁ。
2冊目は、絵本「100万回生きたねこ」のトリビュート的作短編集。
課題本になってたので読んだのですが、短編集なのでサクサク読めました。
っていうかメンバーが豪華すぎるだろうってくらい豪華でそれだけで贅沢感もある。
同じ絵本を念頭に置いて書かれててもやはり作風とかモチーフは全然違って、
次はどんな猫だろうって考えながら読むのが面白かったです。
私は特段の猫好きではないのですが、
きっと猫好きが読むともっと面白いんじゃないでしょうか。
個人的によかったのは「生きる気まんまんだった女の子の話」「竹」
「百万円もらった男」「100万回殺したいハニー、スウィートダーリン」ですかね。
「100万回殺したいハニー、スウィートダーリン」は山田詠美さんの作品だったのですが、やっぱり山田詠美さんの文章好きだなぁと思いました。
「100万回生きたねこ」の展開に寄り添った構成にもなってて唸る。
そして何気に絵本の方も未読だったことに先に気づいて読みました。
タイトルは知ってたけど、なるほど、こういうお話だったのですね。
そういえば、来週発売の『月刊群雛』最新号は、偶然にも猫のお話が2作あります。
猫好きの方はどうぞ!
ちなみに今読んでいる本は、子どもがひたすら穴を掘るお話です。海外の児童文学。
なかなか面白いので、読了したら紹介しようかなーと思います。
ちょっと意識して海外YAか、やや児童書寄りを攻めたいと思ってる年内です。
図書館に予約してた本(ほぼ資料ですが)が届いたとの連絡もきたので、
年末年始に向けてたくさん読みたいです。
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