原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

「センチメンタル☆サーティ」ができるまで ~プロットができるまで③

新刊「センチメンタル☆サーティ」のプロットのお話その③です。
昨日はキャラ設定を詳細に作った、というところまででした。

 

今回のお話、最初に各キャラの「仕事に対する情熱度」みたいなものを、
あの出版の担当者さんと決めてたのですね。
ただし、具体的な職業は決めてませんでした。

そこでどうしようかなーと考えたわけです。

これまで社会人が主人公のお話ってほとんど書いたことないし
(というか今作の30歳という設定、過去最高齢だった)、
自分がやったことがある仕事や会社のことしかわからないわけです。
かといって短編だし、特定の職業に対して資料漁りまくって調べるような文量も
ないし、そもそもお仕事小説ではない。

かといって、よくありそうな職業ばかりでも面白くないかも。

というわけで考えた結果、以下のようにしました。

自分が知ってる仕事のことを書く
登場人物のうちの1人は私の前職、テクニカルライターになってます。
IT系の企業でマニュアル書いてる設定です。そのまんまです。
書いてるうちに、テクニカルライターのお仕事小説は書けそうな気がしてきました。

知らない仕事のことは人に訊いてみる

とりあえず誰かに訊いてみるのはありなんじゃないか!と思い至りました。
そんなわけで、特定の職業に就いてる中学時代の友人2人にインタビューを実施
今何かと話題の保育士さんと、バイク設計の技術屋さんの2人です。

作品の主旨を伝え、了承を得たあとにExcel形式の質問票を送付しました。
仕事に必要な資格ややりがい、今後の目標とか1日のスケジュールなんかを質問。
わからない部分は再度質問したり、電話したりして訊きました。
電話して話してるうちに思いもかけないネタをもらうことも。

誰かにインタビューして、その回答を基に作品を組み立てたり考えるの、
実は初めてでしたが非常にいい経験になりました。
書籍を漁っての資料集めはこれまでもやってまいたが、
こういう取材っぽい取材は初めてだったなーと。
初めてだったけど、気心知れた友人が協力してくれたので助かりました。
付き合いの長い友人たちの知らない一面を見た気もして、ほほうと思ったりも。

あと、小説を書くためのインタビューって初めてだったんですが、
何気に会社員時代(=テクニカルライター時代)はよくやってたんですよね。
製品の設計部書の方に、仕様書の疑問点をまとめた質問票を送るって感じの。
地味にそういう経験値は活きてるなーと思います。
これまでの人生、何事も無駄にはなってないですな。

そうしてこうして、キャラの設定や職業が決まったところで、
いよいよお話を考え始めます。次回へ続く!

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5/6(金)発売予定、来週くらいから予約販売開始予定!