映画「ズートピア」を観てきた ~感想というよりなんか思ったこととか
タイトルのとおりですが、遅ればせながら「ズートピア」観てきました。
主人公のウサギさんがもふもふでお鼻ひくひくでかわいかったです。
というのはともかくですが、まぁなんか感想というか観て思ったこととか。
テーマは動物の種族=人種問題っぽいことを扱っててアメリカ的だなと
思ったのですが、まぁそこはおいておいてです。
伏線の張り方半端ないなってところでなんか感動してしまいました。
最近何かと映画とかアニメ観てると分析しながらになってしまうので、
もしかしたらこれまでのPixarもそうだったのかもしれないのですけど。
徹頭徹尾無駄なシーンがホントになかったです。
何気ないシーンとかアイテムとか、もうホント、全部が伏線になってて、
後半の方とか全部何気なく回収されてくわけじゃないですか。
あのシーンもあのシーンも?なんじゃこりゃーっていう、
もう話の筋とは関係ない部分で釘付けになってしまったという……。
ここまで来ると、観終わったあとに、自分が気づかなかった伏線がまだあるのでは、
とか色々考えてしまいました。
あと、主人公のうさぎさんの相棒がキツネさんなのですが、
このキツネさんがとってもいいキャラでした。
落としてから上げるといい男に見える的ななるほど感が。
あと過去(影)のある男はカッコいいとかそういうお約束全部クリアしてるなとか。
そして観終わったあとはもう中身にまったく関係ないのですが、
自分は小説で何やりたいんだっけ、なんてことを考えたのでした。
あれですよ、面白いものとかすごいもの観たあとに考えちゃうヤツ。
世界の終わりとか人類の危機とかそんなものには改めて興味がない自分を確認し、
日常の延長にある小さなコミュニティとかそういうの書きたいなと思いました。
そんなわけでなんかもう本筋じゃないところで色々考えてしまったのですが、
とっても面白かったのでオススメです。