原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

「一小路真実は興味がない」次巻予告ボツ案の紹介

先週金曜日に「一小路真実は興味がない」発売しましたが、
早速感想くださる方もいてありがとうございます。

まだ他ストアの配信は始まってませんが、
お手頃価格なのでぜひよろしくお願いします。

一小路真実は興味がない 引きこもり図書委員とラブレター

一小路真実は興味がない 引きこもり図書委員とラブレター

 
一小路真実は興味がない 嘘つき保健委員と彼女の秘密

一小路真実は興味がない 嘘つき保健委員と彼女の秘密

 

さて今作、各巻に次巻予告がついているのは以前ブログにも書いたのですが、
実は予告編を全部で3パターン作って担当さんに見ていただきました。
というわけで、ボツになったものを紹介してみたいと思います。
いずれも2巻の予告なので、2巻がどんな作品かわかる(かも)。

 

予告ボツ案1。2巻の作中のセリフを抜粋して並べ直してます。

「マミちゃん倒れたんだってー」

 図書室の一件から数日後。俺、間宮の耳に届いたのはそんな一報。
 ――だったんだけど。

「最悪! バカ! 出てってよ!」

 なんて俺はなぜか保健室から追い出された。
 マミちゃんはなんで怒っていたのか?

「マミちゃんにモテないとホントにムダだなとは思ってる」
「あたしのご機嫌取って、真実ちゃんに取り入るつもりでしょー?」
「高平さんが元気そうなら何よりです」
「俺は無害なヘンタイだ!」
「俺、ちょっとドキドキしたもん」
「そんなに中途半端な男はモテないよー?」

「行こう、相沢さん」
「なんか面白そー」

 間宮優樹×相沢美知のペアが動き出す!

「俺はここで後退するわけにはいかないんだ」
「人生落差も苦もあるよ!」
「それは断固拒否する」


一小路真実は興味がない第2巻
「嘘つき保健委員と彼女の秘密」

実はこれ、よもクラシリーズでやってる予告とまったく同じものです。
映画の予告編みたいなイメージですね。

続いて予告ボツ案2。

「あれから数日。私は平穏な高校生活を送っていたというのに、突如、地球は謎の宇宙船から攻撃を受けることに。平和だった世界は一変、火の海と化してしまった!
 逃げ惑う人々、失われていく都市機能。地球はこのまま一方的に滅ぼされてしまうのか?」
「ねぇマミちゃん、それなんの話?」
「次巻予告」
「え、この本の?」
「『一小路真実は興味がない』第2巻、『地球最後の日 さようなら間宮』をお送りいたします♪」
「いやちょっと待って、色々待って!」
「これで間宮とお別れなんて、私もう泣きそうだわ」
「さようならしないし! やめて! 泣かないで!」
「短い間だったけど世話になったよ!」
「変な嘘つかないで!」
「第2巻は間宮が変な嘘をつく話だけどね!」
「……すみませんでした」
「ついでに言うと、私の出番めっちゃ少ないんだけど。なんで? なんでなの? このシリーズって『一小路真実は興味がない』じゃなかったっけ?」
「ま、たまにはそういうこともあるよ」
「滅びてしまえ!」
「地球も滅びないし俺もさようならしないので、第2巻でまた会いましょう」


一小路真実は興味がない第2巻
「嘘つき保健委員と彼女の秘密」

ネタとメタでしか作ってないので2巻の内容はわかりませんがまぁw

というわけで、上記2案を押しのけたもう一つの案が採用されてます。
どんなものになってるかは商品で見てみてください!

 

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