表現集
久々に予定がない休日です。
ということで引っ越し準備等、やろうと思っていた頃を色々片づけました。
■歯医者の定期検診に行く
例のごとく歯をほめちぎられて帰宅。
今までの人生でないってくらい治療中ずっと歯を褒める先生です。
引っ越しするし別の歯医者に変えようかなとちょっと思ってたけど、
待たないし検診も丁寧だしクリーニングもちゃんとしてくれる
この歯医者にしばらく通おうと思います。
■もろもろ掃除
・風呂の排水溝
・風呂の換気扇
・扇風機
・トイレ
色々しようと思っていて後回しになっていた掃除をしてみました。
扇風機は10月前半に暑い日があったりして片づけられなかったのが
ようやく片せてよかったです。
もう6年使ってますが、毎年ちゃんと掃除してるのでバリバリ現役。来年も使います。
■荷物の段ボール箱詰め
3週間後ながら、着々と箱詰め開始しています。今日もひと箱。
■インターネット解約の電話
引っ越しに向け解約手続き。アダプタとか郵送して返却すればいいらしい。らくちんー。
プロバイダの解約もせねばだけどIDとパスワードがわからん……
■手書きだった表現集をデータ化
小説を読んだときに気になるフレーズとかうまいなと思う表現があったら
ノートに手書きで書き写しているのですが、
手書きだとやっぱり面倒だということで、時間がある今日に一気にデータ化(エクセル)してみました。
何気に四時間かかった。手が腱鞘炎になるかと思った。
でも完全データ化できたし、昔自分がメモった文章を再入力することで振り返りにもなってよかった。
こうやって改めてデータ化すると、自分がどういう文章をいいなと思ったかとか、
参考になるなと思ったかの傾向がなんとなくわかりますね。
一冊読んだら一か所はメモするようにしてるんですが、当然いい文章が多ければ一か所じゃないわけで。
断トツでメモの数が多いのが、長野まゆみ、朝倉かすみ、山田詠美。
この三人の作家さんの文章はやっぱり好きですね。
あとは去年末に読んでいたゲド戦記。
特に印象に残ったのをちょっとここにも書いてみる。
●長野まゆみ「コドモノクニ」
ギプスがドイツ語だなんて知らなかった。菓子袋のなかに乾燥剤として入っているシリカゲルもドイツ語だった。
コドモノクニ (2003/04) 長野 まゆみ 商品詳細を見る |
●朝倉かすみ「田村はまだか」
「……田村はまだか?」
いきのわるい声だった。おまけに半疑問形だ。
もう一回! 永田一太に激を飛ばされ、池内暁が首をすくめる。
「田村はまだか」
やや太い声がでた。
もうひと声! 花輪春彦にあおられ、息を深く吸う。
「田村は、死なない」
力強くいった。死ぬわけがない。
田村はまだか (光文社文庫) (2010/11/11) 朝倉 かすみ 商品詳細を見る |
●山田詠美「学問」
けれど、何故でしょう。その自然さは、いつも、彼女の心をつねるのです。
そして、そのつねられ具合は、痛みには至らないものの、往々にして、彼女を涙の一歩手前まで押しやるのです。
学問 (2009/06/30) 山田 詠美 商品詳細を見る |
「エルファーラン!」と叫んだ。
「エルファーラン!」ゲドは再び叫んだ。
「エルファーラン!」三度、ゲドは叫んだ。
影との戦い―ゲド戦記 1 (1976/09/24) アーシュラ・K. ル・グウィン 商品詳細を見る |
内容がいいものも書きとめてますが、それ以上に書き方の参考になったものが多いかな。
最後のゲド戦記のやつなんか、内容は別にいいんですが、同じ呪文を3回唱えたっていう状況を
単調にならずに書いているという点ですごく印象に残っている。
単に「エルファーラン!エルファーラン!エルファーラン!」って書いたら安っぽいことこの上ないですから。
ということで、データ化もしたし、今後も続けたいと思います。
引っ越し先には大きな図書館がわりと近くになるようなので、
早く図書館通いを復活させたいです。
#最近は忙しくて図書館通えてなかったので。
やろうと思ってたことをわりと終わらせたので夜はフリーになりました。
先週に引き続きベーコンが余っているので今日もジャーマンポテト作って、
小説の推敲しようと思います。