原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

みんなで1冊の本を出すということ

9月冒頭に出すべく、わーくしょっぷシリーズの

校正・編集作業などなどをしております。

現在全員の校正が完了、校了2人です。

だいぶいいペースですね。

わーくしょっぷは、去年の3月、KDPを始めてすぐに、

なんか面白いことできそうだぞ、という思いつきで企画したものです。

5人分の作品(原稿用紙50枚制限)を集めたアンソロジー短編集になります。

あの頃は「新宿シェパード」を出した直後で月でやっと6冊売れました、

くらいのときだったので、今考えるとよくそんなこと思いついたなという感じ。

3月末期限で参加者募って、5月末期限で原稿送ってもらって、7月に発売。

それから打ち上げして、参加者のみんなが次もやりたいと言ってくれたこともあり、

今年2月には第二弾だして、もうすぐ第三弾というわけです。

 

まぁなんでこんな思い出話混じりの話をしたのかというと、

今日倉下さんのブログを読んでいて、

R-style:作品を出すこと・作品を評価すること

わーくしょっぷはそういった意味でもいい場になってるなぁと思ったのでした。

感想がモチベーションになるっていうのはほんとそうなんですよね。

で、わーくしょっぷの場合ですね、五人で書いてるので、

少なくとも四人分の感想はもらえるんですよ。

でもって、あそこがよかったここが改善の余地ありなんて話もできるじゃないですか。

出すだけで楽しいとはこのことだよなぁ。

でもって、倉下さんの記事にもありますが、感想があれば批判もあるわけですが、

それについても仲間うちで消化できるんですよね。

こういう風に言われた → ここは一理あるけどこういう風にも取れるよ、とか。

自分一人で出してて批判されるとやっぱへこむことあると思うんですが、

五人いればマイナスがあってもプラス方向にカバーできる部分がだいぶある気がします。

というわけで何が言いたいかなんですが。

小説は一人で書くものだけど、

たまにわいわいみんなで作るとすごく楽しいなぁと改めて思ったのでした。

こういうことが気軽にできるのが同人であり個人出版でありのよさですよね。

舟崎さんと「W・キャスト」作ったのもすごく面白かったし楽しかったですよ。

あ、舟崎さんといえばです。学研の本にしたい大賞で大賞受賞されたんですよ!

おめでたいですね!実は群雛最新号でフライング発表されてるんですけども。

最近周りがにぎやかしいですね。自分もがんばります。

 

楽しく作ってるわーくしょっぷ、どうぞ三巻もよろしくお願いします。