原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

たまには三人称で書きたい気もする

基本的に小説書くときは一人称が多いです。

個人出版で出してる本だと、「戦う僕らのRGB」だけが三人称ですね。

これは下巻の方で視点の切り替えがあるので、

やむなく三人称を選択したという経緯があります。

とはいえ、これも三人称単一視点なので神視点じゃないです。

というくらい一人称に慣れてしまってるんですが、

もともと一人称にしたのは、何かの小説の書き方的な本を読んで、

初心者は一人称がいいって書かれてたからな気がします。

あとは小説書き始めた頃に新井素子作品とか読んでたからですかね。

ちなみに、小説の書き方系の本を色々読んでいくと、

三人称がいいって言ってる本にもぶち当たるので、

結局どっちでもいいんじゃねーかと思ったりもします。

ジャンルによっては向き不向きあると思いますけども。

通信添削やってた小説学校は純文学寄りだったので一人称オシでしたかね。

逆にSFとか書くなら三人称の方がよさそうって話は、

おとといの打ち上げでも出た気がします。

でまぁ最近プロット作ってたりして人称のことを考えてたんですが、

なんとなく、三人称で書きたいなーという気分になっています。

ちょっと前のぽい杯で書いたやつで三人称をやってみたんですが、

本当に久しぶりだったんでこれはこれで面白かったです。

作品はこちら↓

姉妹が食するビスケットの小宇宙

とはいえ、短編だから楽しく書けましたが、

長編にすると途中からフラストレーション溜まったりしそうだなぁ、

なんて予想もつきます。

基本的に一人称で、見えてる範囲が狭い感じで書くのが好きだし

それに慣れ切っちゃってるんですよね。

あと、プロットも一人称向けの書き方になっちゃってるので、

書くなら三人称向けにプロットから作らないとダメですね。

とりあえず、短編を書く機会があったら

積極的に三人称使っていこうかなぁなんて思いました。

これちょっと読みたいな……。