原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

新刊「悪意の日記」:ジャンル設定の話

昨日発売開始しました新刊「主役じゃなかった彼に捧げるささやかな悪意の日記」、
おかげさまで出足はそこそこ好調な気がします。
1年前にだしたホラーの「ご飯の時間」のときよりいいですかね。
BOOK☆WALKERでもちらほらですが出ている感じ。

ストア配信も申請してて、楽天Kobo版が出たのでランディングページのリンクも。

syuyakujanaikare.tumblr.com

 

今回は最終的に「サイコホラー恋愛小説」とジャンル打って内容紹介書いたのですが、
どうしても入れたかった単語は「ホラー」です。
というわけで、Kindleストアで売れてくれる分にはもちろんウェルカムなんですが、
大本命はauブックパスだったりします(まだ配信されてないですが)。

1年前に出した「ご飯の時間」は、現時点で Kindle:ブックパス=1:4.5 くらいの
ダウンロード比率になってます。
ブックパスはエロとホラーに強いとどこかで聞いたことがあるんですが、
どういう層がDLしてくれてるんですかね。
DLしてくれている人の顔がまったく見えない……。

ご飯の時間

ご飯の時間

 

 ↑こちらもただいま99円セール中(Kindleストア限定)

 

そういえば、ジャンル分けに否定的な声もよく聞くんですが、
書いているときの個人のこだわりはともかく、
売るときは割り切ってどこかにハメちゃった方が絶対いいと思うんですよね。
単純に「フィクション・文芸一般」みたいなところにするのはもったいないなと。

よく「自分の作品はジャンル不明」とか書かれている方を見かけるし、
自分も昔は自分が書いているもののジャンルとかよくわかってなかったですが、
当てはめようと思えば絶対何かしらに当てはまるわけですよ。
それでも自分でわからなきゃ、誰かに読んでもらって聞いてみればいいし。

あと最初からある程度ジャンルを意識して書くっていうのもそれはそれで大事かなと
最近は思ったりもしてます。作品企画の段階で訴求力がまったく変わる気がする。
ジャンルがあった方が、読者へのアピールや対象読者の絞り込みを
しやすくはなるんですけどね。

 

藤井太洋さんのセミナーでも、ジャンルを味方にする、って話がありましたが、
電子書籍ストアで配信するならジャンル設定必須なわけですし、
だったらとりあえずジャンル決めてそれで押し出した方がいいと思ったりします。

 

というわけで、前置き長かったですが、今回はサイコホラー恋愛小説としました。
ちなみに書いていたときはどう思ってたかというと、純文学風恋愛小説ですね。
純文学ってなんだよって話ですが、「そして、世界は静寂を迎える」も
最初純文学のつもりで書いていた自分なのでまぁそんな感じですよ。
(ちなみにそっちは最終的に「SFホラー文学」とか謳ってます)

読後感爽やかな学園もの以外だと、大体ホラーになるというのが昔からの傾向です。
というか、学園ものをメインで書き始めたのってこの5年くらいで、
もともとはサスペンスとかホラーばっかり書いてる人なので仕方なしですが。

 

話題があちこち行きましたが、何が言いたいかというと、
サイコホラー恋愛小説「主役じゃなかった彼に捧げるささやかな悪意の日記」を
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主役じゃなかった彼に捧げるささやかな悪意の日記

主役じゃなかった彼に捧げるささやかな悪意の日記