新刊「悪意の日記」:こんなePub作ってます
ここ1年半くらいは、個人出版時のePubはすべてBCCKS使っています。
というわけで、今回の新刊もBCCKS製。
BCCKSは慣れるまで「パネルって何???」とかそういう感じになるんですが、
慣れると非常に便利だし色々カスタマイズしたePubが作れます。
BCCKSで小説などの文字もの中心のePub作るなら
こんなことできますよという紹介を新刊の宣伝交えつつ。
※別にBCCKSの回し者ではないです。
BCCKSでいきなりゼロから作ろうと思うと結構難易度高いんですが、
「さっくりつくる」→「テキストからカンタン作成」モードで作ると
難易度高い部分がすべてクリアされます。
実はこの機能以外でこれまでBCCKSでePubを作ったことがありません。
基本的には以下のような状態のテキストを用意して、
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# 見出し1
## 見出し2
本文
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テキストの入力画面にコピペすればおしまいです。あとは生成するだけ。
生成できたら、文字装飾とか目次を個別に調整する感じです。
ルビやテキスト装飾はテキストを用意する時点で埋め込んでるので、
章扉ページを設定したり、〈了〉を下揃えにしたり、
画像を設定したりといったところです。
今回の新刊「主役じゃなかった~悪意の日記」で工夫している点を紹介すると、
調整時にちょっといじって章扉ページに画像を設定しています。
(ランディングページの試し読みをしてもらえれば見られます)
目次・倫理目次に表示される章タイトルをクリックすると、
画像ページにジャンプするわけです。
これができるってことに気づいたのちょっと前なんですが、やり方はこうです。
章扉の記事に見出しを設定し、目次を生成
→目次ができたら章扉記事の見出しを非表示に設定
→章扉記事に画像パネルを追加
→記事を更新して完了
BCCKS使ってない人にはまったく何の話だって感じだと思いますが、
何はともあれ、慣れれば文字ものだったらかなり自由度が高いePub作れます。
改ページも文字列の下揃えとかも簡単にできますし、
縦書きと横書きの混在とかもできますし(よもクラでやったら評判よかった)。