原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

読書記録

このお盆休みでわりと本を読んだので簡単に紹介でも。

キノの旅〈3〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈3〉the Beautiful World (電撃文庫)
(2001/01)
時雨沢 恵一

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三巻です。三巻ですが、飽きずに読めました。

オムニバス形式で進むのがまた、ちょっと本を読みたいときに心地いい。

個人的には同じ顔の国の話が印象的だったかな。

ものすごく興奮する話じゃないけど、なんとなく心に引っかかるような雰囲気が不思議。

十巻以上この雰囲気で続いていくのだろうか……

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
(1999/04)
貴志 祐介

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クローズドサークルものということで、

前々からマークしていたので読みました。

サスペンス色もあるにはあるけど、

どっちかといえばサバイバルな話ですかね。

個人的にはもっとどろどろした心理戦を期待していましたが、

サバイバルな部分も面白かったです。

FSビスケットと缶ビールにはやられたなという印象。

ちなみに、オチはインシテミルの映画版と同じですね。

 #まぁ、映画の方があとから作られてるんでしょうが。

NO.6〔ナンバーシックス〕#9 (YA!ENTERTAINMENT)NO.6〔ナンバーシックス〕#9 (YA!ENTERTAINMENT)
(2011/06/14)
あさの あつこ、影山 徹 他

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とうとう買ってしまった、No.6最終巻です。

8巻がなんかもう衝撃的だったわりに、あっさりと月の雫に侵入したし

流れるように結末へ向かったような印象でした。

でもすべての伏線はちゃんと回収していたし、

ネズミの出生の秘密とか行動にも答えがついていたし、

何より1巻の出会いのシーンの裏にあった事情みたいのがわかって

すっきりしました。面白かった。

すべてがわかってから出会いのシーンを見ると、えらい感慨深い。

でもって、最後の最後にxxですか、そうですか。

ある意味期待どおりですが、こりゃ一部のファン層にはたまらんだろうなぁ。

かくいう自分もアニメの最終回を想像したら悶え死にそうになりました。

では。