イタリア旅行記2:ヴァチカン&ローマ~メインは骸骨寺
イタリア旅行記その2です。
旅行2日目は午前中にヴァチカン市国、午後はローマ観光でした。
ヴァチカン市国はディズニーランドほどの面積しかない独立国家。
あちこちから集められた美術品の数々はなんだかすごすぎて、
「すげー」という感想しか出てきませんでした。
解説などできないのでとりあえず写真列挙。
GANTZの球だ!と一人騒ぎましたが、地球儀だそうです。
でもって、ヴァチカンのあとはローマ観光。ローマと言えば、
(もんのすごい人でした。が、ちゃんとコインを後ろ向きで投げてきました。
後ろ向きでコインを投げるとローマに帰って来れるそうです)
スペイン広場
(ローマの休日で有名ですな)
(感想:石、石、石ー!)
が有名どころですが、私が最も行きたかったスポットが、
骸骨寺。
サンタマリア・デッラ・コンチェツィオーネ教会、
またはカプチン修道院とも表記されます。
実は二年前にネットで知って小説の題材にして以来、ずっと行きたかった場所。
地球の歩き方にも一応載っている教会です。
が、るるぶには載っていません。穴場的な。
トレヴィの泉からは徒歩圏内です。
外観は大通りに面しているのでちゃんと撮れませんでした。残念。
何はともあれ、一人テンションダダ上がりして、いざ中へ!
美術館+カタコンベ(地下墓地)の見学で、入場料は6ユーロ。安いです。
美術館は、ヴァチカンの美術品がキリストの神々などを
描いた美しい絵画であるのに比べ、こちらは修道院、さすがです。
暗い背景のお坊さん(ザビエル的な)の絵画ばかり。
その上、置いてある品々もどこか死とか骸骨を彷彿とさせる品々。
死者の顔にかける布とか。写真撮影禁止なので見せられないのが残念。
空気感としてはホーンデッドマンションに近いおどろおどろしさがありました。
そして、骸骨寺の名前の由来にもなっているカタコンベへ!
写真撮影はできませんがポストカードを大量に買えたのでそちらを紹介!
ここの装飾品、シャンデリアも壁も、すべて修道士の骨でできてるのです。
約4000体の骨があるそう。
ここにはこんな言葉が残されているそうです。
『我々はあなた方と同じように生きていた。
あなた方も我々と同じようになるであろう』
死生観が変わるというかなんというか、なんとも言えない感じになりました。
でもって、ネットでしか知らなかった場所に行けるっていうのは
感慨深いと改めて思いました。
英語の解説本も買ったので読み……たいです。一ヶ月くらいかけて。
ちなみに、カタコンベ出口にグッズショップがあって解説書や絵葉書を買ったのですが、
レジのお姉さんが「ラストサムライ」を見たとかで
日本語で話しかけてきました。
「Are you from Osaka?」
なぜJapanでもTokyoでもなく大阪??
しかも、これと同じ質問を、九日間の旅の中で5回もされました。
イタリア人のノリが関西人に近いからか、
それとも大阪が舞台の映画でも放送されたのか……
ホント謎です。