原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

KDPやってよかったこと ~RGBシリーズ完結によせて

RGBシリーズが無事完結しまして、

KDPやっててよかったなぁと思ったことなど(長いです)。


戦う僕らのRGB [完全版]戦う僕らのRGB [完全版]
(2013/11/01)
晴海まどか

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私がKDPをやろうと思ったのは去年の12月になります。

ePubとか表紙はどうしようとか色々調査・準備期間を経て、

無事1作目をリリースできたのが3月。

その時点で出すことを決めていたのは、「新宿シェパード」「戦う僕らのRGB

「Running under the Moon!!」「そして、世界は静寂を迎える」の4作。

はっきり言って、最初は手元で眠っている作品がもったいないから

とりあえず出してみようくらいの気持ちだったんですよね。

けど、「戦う僕らのRGB」を出したら

きんどうさんにインタビューを載せていただいたり、

Twitterで感想をたくさんリプいただいたりして、

自分でも想定していなかった反響をいただけました。

自分の作品を読んでもらうってことに慣れていなかったので、

本当に嬉しかったし感動したし衝撃受けたんですよ。

私はそもそも同人活動はこれまでの人生で一度もしたことがなく、

学生時代もずっと音楽の部活に所属していたので、

書いても人に読んでもらうことがあまりありませんでした。

中学・高校時代は友人たちが回し読みしてくれてましたが、

大学時代はほとんど書いてなかったし、

社会人になってからは読んでみたいと言ってくれる

奇特な方にお願いする形でした。

交流会で知り合った人に小説書いてますと紹介する意味で、

短編だけはFC2小説にアップしてましたが、ほんとにそれくらい。

じゃあなんで書いてたんだっていうと、そりゃ文学賞に応募するためで、

ここに書くのが憚られるくらい応募して落選するを繰り返してたわけです。

とまぁそんな感じだったんで、

シリーズものって全然書いてなかったんですよ。

シリーズもの書いたところで応募できませんし。

中学時代は手書きでトイレの花子さんが出てくるシリーズものを

ノートに書いてましたが、ほんとにそれくらい。

なわけで前置きが長くなりましたが。

KDP始めてよかったことの一つが、シリーズものが書けたことです。

感想とかいただけて、こりゃ続編書いてもいいんじゃないかと

調子に乗って書いたのがafter the Festival。

で、後日談を書いていくうちに勝手に話が広がってしまい、

「革命Black」と「Whiteクリスマス」のプロットを6月に作りました。

 

書いたのはそれぞれ7月、9月。

シリーズものを書くのがこんなに楽しいとは思っていませんでした

あと、ブコメ書くのがこんなに楽しいとも思っていませんでした

自作ながら視野が広がった気がします。

続編をリリースした瞬間に、「待ってました!」というお声を

何人かの方にいただけたのも嬉しかったです。

あと、読んでもらわないとわからんなぁなんてことも思いました。

完結編にいたるまで数作書いているので今はすごく思い入れありますが、

正直、RGBでこんなに反響があるとは思ってなかったんですよね。

冒頭に上げた4作の中で一番の自信作は「Running under the Moon!!」でした。

 

Runningは自分の作品ながらすごく恩義を感じている作品でもあるので

今でも大事な一作ですけど。

そもそもRGBバトロワ形式をとってるので一番続編に向かないと思ってたし。

自己評価なんてあてにならないなぁ。タイミングの問題もあるのかもだけど。

また、シリーズものに味を占めたこともあり。

よもやまクラブは3月に続編出します。続々出します。

よもやまクラブは今出しているKDP本の中では

一番自分の身の丈に合った作品な気がしてます。

 

あと、まだ放出していないSF長編があるのですが、

これは執筆時からシリーズ化したいと思っていた作品なので、

シリーズ化の準備を進めた上で出したいなぁなんて思っています。

(多分2014下期だな)

段々と取りとめなくなってきましたが。

KDP始めて本当によかったなぁとRGBシリーズ書いて思いました。

月1以上ペースで刊行し続けてた甲斐はありました。

(KDPでは露出し続けるって結構大事だと思うんですよね)

もっとも、9月から月2で出し続けてたら最近パニックに陥ったので

来年2月からは月1ペースに戻しますが(多分)。

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