「月刊群雛」5月号掲載「きみは夏でも冬でも」の裏?話 #群雛 #ララノコン
「月刊群雛」最新号のKindle版・楽天kobo版が発売されたようです。
今回は新作短編「きみは夏でも冬でも」を掲載していただいたのですが、
この作品はララノコンで特別賞をいただいた「明日が雨でも晴れでも」の
前日譚(1年前の話)になります。
せっかくなので、こういうこと考えて書いたよって話を簡単に。
で、まずは、今回群雛上で挿絵のコラボをしていただいた、
しんいちさん作のキャラクター設定のイラストを、許可いただいたので掲載。
上記イラストからもわかるとおり、挿絵かわいいっすよ!そっちも要チェック!
今作は中学1年のときのお話です。左の黒髪が逸子、右の茶髪が麻奈です。
というわけで、キャラ紹介。
●江藤逸子(右)
「明日が雨でも晴れでも」の方の主人公。
極度のアレルギー体質。色白。
ぱっと見大人しい感じ。色々言いたいことはあるけど飲み込むタイプ。
●笹原麻奈(左)
「きみは夏でも冬でも」の方の主人公。
陸上部所属。健康優良児のスポーツ系女子。
天然の茶髪・くせっ毛なのを何気に気にしている。
言いたいことはずばずば言う派。あまり人の意見に左右されない。
といった感じで、性格真逆の二人がどういった感じで
仲良くなっていったかを描いたのが今作「きみは夏でも冬でも」です。
「明日が雨でも晴れでも」は恋愛ものだとどっかに書かれたのですが、
恋愛ものでもあり、友情ものでもありなのです。
それで上記にもありますが、今作は麻奈視点です。
性格がまったく違う二人なので、文体を意識して変えました。
「明日が雨でも晴れでも」は逸子視点なので、
心情描写とか心の中でぐちゃぐちゃ思っている部分が多いです。
文章もわりと固め。はっきりいってデフォルトで鬱々しい感じ。
あと風景描写を丁寧にして、映像をイメージし安い感じを意識しています。
一方で、「きみは夏でも冬でも」は麻奈視点なので、
おしゃべり好きの女子中学生がくっちゃべってるような感じで
地の分も書きました。なのでだいぶ軽い感じ。
(むしろこっちの方がラノベに近いんじゃないだろーか)
こっちは風景とか結構どうでもいいので、
女子中学生がキャッキャしている感じを出したいなと思いました。
しんいちさんにも、女子中学生がキャッキャしている感じのイラスト、
というリクエストをさせていただき挿絵をつけてもらいました。
というわけで、こんな2作を読み比べていただくのも面白いんじゃないでしょーか!
ちなみに、「明日は雨でも晴れでも」は5月中旬までには発売されるハズ!
続報あればまたこちらに書きます。