自分ぽさ
昨日十千さんが呟いていたのであえて(勝手に)貼ってみましょう。
そういえば、犬子さんの新刊は犬子さんらしいと思いましたが、晴海さんの新刊は晴海さんらしくなかったなってちょっと思いました。らしくないと言うと悪いと言っている風に聞こえるかもしれないので言い方を変えますが、晴海さんぽくはなかったですね。
— 十千しゃなお@とれびあんです。 (@tosensya) 2016, 1月 11
読んでくださってありがとうございます1
十千さんは私の作品を色々読んでくださってるしコラボもした仲なので、
十千さんにそう言われると少し考えちゃいますね!
というわけでブログのネタにします。
勝手にネタにするので十千さんの本の宣伝も貼っときましょう。
ヒマワリの約束―じゃんけんしようよ 4 years ago―
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さて、実は「一小路真実は興味がない」、他の方にも「作風変わった?」的な
ことを言われたりもしたので、そう見えるのかなーとちょっと思ってました。
これまでの自作の分析をここでしてみると、
読後感爽やかな青春もの、女子向け、グロホラーって評が多いです。
まぁホラーは置いておいて、「一小路真実は興味がない」は女子向けではあるけど、
しっとりした風のある青春ものじゃないですね。ライトなラブコメ(ミステリー)。
ちなみにここまでラブコメ前面に押し出してる作品はほかにあんまり出してないので、
確かに今までとは作風違って見える要素はあるのかも。
ちなみに昨日はこんな風に思いました。
自分らしい作品とは何かって難しいなー。
あえてこれまでの自分ひっくるめて自分っぽいのを1作挙げるとすると「主役じゃなかった彼に捧げる悪意の日記」。
でも近況を述べるなら、今一番執筆欲が高いのは「一小路真実は興味がない」シリーズだったりする。
— 晴海まどか@「一小路真実は興味がない」 (@harumima) 2016, 1月 11
私はもともとねっとり心情描写を書きまくるのが好きで、
そういった意味では「悪意の日記」は昔ながらの自分の延長線上にある作品です。
明るくて爽やかな青春ものを書き始めたのはこの五年くらいなので、
そう考えると自分の中でも日が浅いイメージですね。
今もほかにも色々書いてるしこれだけじゃないんですが、上にもあるとおり、
地味に一番執筆欲が高いのは「一小路真実は興味がない」シリーズだったりします。
難しい話書いてて頭が疲れたらリフレッシュのために書いてます。楽しいです。
ただこれは自分が楽しいものを書きたいっていう欲求の裏返しでもあるので、
ちゃんと考えて自分が楽しいものを面白く読んでもらえるように書かなきゃなぁとは
いつも自戒してます。
自分が楽しいものを楽しく書いておしまいじゃ独りよがりになりますし。
なんてことを思いつつ、まぁ全部私が書いてるものだし、
全部自分っぽいんじゃね?って気が最終的にはしてきました。きっとそうです。
得意不得意はもちろんありますが、あんまり一つのジャンルとか作風に
こだわるタイプじゃないので、機会があれば今後も色々書きたいです。
というわけで、今自分の中ではNew!な「一小路真実は興味がない」
よろしくお願いします!
一小路真実は興味がない ?白雪姫のための毒リンゴ(ジュース)事件? (群雛文庫)
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