原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

KDP始めて半年経ったよ 4 ~上下巻分けて売ってみた

三連休はブログほぼ更新できずでした。

基本的に、土日の方が忙しい今日この頃。

今日もちょっと出かけたので更新するのどうしようと思ってましたが、

明日は朝から夜まで予定があるので更新します。

ということで、KDP始めて半年経過したよその4。

今日は上下巻分けて売ってみたよという話。

上下巻売りしてよかった点とか感じたメリット・デメリット。

現在11冊出しているのですが、実はうち6冊が上下巻ものだったりします。


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(2013/04/15)
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よもやまクラブと最後の番人(上)よもやまクラブと最後の番人(上)
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■上下巻に分けた理由

前述のとおり、原稿用紙300枚以上の長編は100円で売りたくなかったから。

はっきりいって、上下巻に分けた最初の動機はこの一言ですね。

ただ、「戦う僕らのRGB」に関しては、

作品自体、第一部、第二部に綺麗に別れているので、

そこで切った方がきれいかなと思ったのもあります。

以降の作品はRGBで味をしめたので踏襲することに。

次にメリット・デメリット。先にデメリットから。

■上下巻に分けたことによるデメリット

○すごく長い作品だと思われて手を出すのに躊躇させる。

 という声も若干聞こえたんですが、DL数的にはあまり感じられなかったかも。

○表紙を2枚頼む必要がある。

 とはいえ、私の場合ここはそんなに苦労していなかったり。

○同一作品なのに本棚に2冊分表示される。

 まとめて読みたいという読者さんには不親切かも。

ぱっと思いつくのこれくらいですかね。

自分的にはデメリットを感じることの方が結果的には少なかったかなぁ。

上巻だけでなく下巻も無料にすることで、

無料DL数が伸びない、ということもなかったし。

■上下巻に分けたことによるメリット

○長編でも100円で売れる。

 これは見た目上、結構重要なことだと思う。

 なんだかんだ、100円だからって理由で買ってくださる方は少なくない気がする。

 100円のKDP本を探してて「戦う僕らのRGB」を買ってくださった、

 というコメントを見たことあるのですが、

 後日談まで買ってくださると実は計300円になるという。

○上下巻の無料キャンペーンを別々のタイミングで実施できる。

  上巻のキャンペーン(2~3日)

   →1週間後に上巻&下巻のキャンペーン(2~3日)

 って流れでいつもやっています。これをやると何がいいかというと、

 ★上下巻でDL数に差が出る。

  上巻の方が露出期間が長いので、下巻よりもDL数が伸びます。

  そうすると、有料になったとき下巻が伸びます。普通に嬉しいです。

 ★1つの作品でありながら大々的に2回告知を行える。

  露出機会が増えるっていうのは単純にいいことだと思います。

 ★2週間連続キャンペーンを実施→月の半分がお祭り状態になる→楽しい。

  気持ちの問題。楽しくないとKDPやれないですよ!

○見た目で「長編だ」とわかる。

 手にとって厚さを実感できない電子書籍ならではかも。

 上下に別れていることで、私の作品をずらっと並べてみたときに、

 視覚的に長編だとわかってよいという意見。

 長編を読みたい/まずは短編から、と思っている方にはわかりやすくてよいそうな。

 そんなの内容紹介に書いてあるじゃーんと思うかもですけど、

 内容紹介なんて興味持ってから初めて読むものであって、

 最初からじっくり読んでもらえるなんて思わない方がいい気がしている。

 <内容紹介について以前まとめた記事

  →KDP本:内容紹介の効果的な書き方についての考察

○刊行冊数が増える。

 だからなんだという話かもしれませんが。

 上下巻に分けることで作品数が充実しているように見える、かもしれない。

 少なくとも「こんなに出したんだ~」って自己満にはなります。

 あと、有料で売れたときの冊数が伸びやすい気もしますね。

 RGBの上巻が売れると大抵は計3冊まとめて伸びますし。


とまぁ、半年上下巻売りをやってみて思ったことなどまとめてみました。

全冊100円で売りたい、というのであれば、

個人的には上下巻売りはオススメ。

まぁ、あくまで私のケースなので、上記が絶対とはもちろん言えませんが。

なお、これが上中下巻になるとどうなるかは正直わかりません。

上中下巻を出す予定は今後もないのでわからないままだと思います。