フィンランドに行ってきた5 ~スオメンリンナ要塞
フィンランド旅行記再開です。
今回は9/3に行った、世界遺産のスオンメリンナ要塞。
ヘルシンキ中央駅から徒歩圏内の、
マーケット広場からフェリーで15分くらいの島です。
島はこんな感じで、島全体が要塞になっています。
かつてはロシアに占領されていたり、
収容所として使われていた歴史があるそうです。
観光名所として有名ですが、今なお数千人の島民がいるそうで、
島内には学校もあるんだとか。児童公園なんかも見かけました。
島の中をじっくり全周すると丸1日かかってしまうので、
パンフレットで紹介されていたメインルートを回ることに。
さっそく現われたのは教会。夏しか開いてないようで中は見られず。
さくさく進んで行って、
橋を渡ると、いよいよメインの砲台エリアへ。
今回の旅行、なんだかやたらめったら砲台見てます。
こういう砲台があちこちにどーんどーんとあるわけです。
海岸線を見下ろすとこんな感じ。
岩の感じとかがすごくムーミンに出てくる感じっぽい、とか
思ったのは私だけでしょうか。岩質的にはどうなんでしょう。
その後も要塞の中をうろうろ。
雨に降られてレインコートが手放せませんでしたが満喫。
観光センターで雨宿りをしてから、島内にあるおもちゃ博物館へ。
アンティークドールなどのコレクションが展示されています。
入館料はヘルシンキカードの提示で割引価格の3ユーロ。
こぢんまりした館内には、ショーケースいっぱいのアンティークドール。
日本語のガイドを眺めつつ奥に進むと、お目当てのものが。
ちなみにこのドール、切手の柄にもなってました。
これが当時大々的に売られていたものなのか、手作りのものなのかは不明。
ムーミンが愛されてきた歴史の長さは感じられる。
そんな感じで、三時間半ほどのスオメンリンナ観光でした。
気温と天候のせいで海の色が日本海のようだったんですが、
夏のものすごく天気がいい日だと真っ青になるんだろうなぁ。
そういえば今気づいたんですが、「スオメンリンナ」って名前、
「リンナ」がハメーンリンナと同じ、城を意味する「リンナ」なら、
スオミ Suomi(=フィンランド)の城って意味なんでしょうか。
興味深い。