書き始める前にどこまで決めておくか
昨日までがーっと色んなものを書いていたので気が抜けました。
気が抜けたものの、書いたものは推敲しないといけないので
やることは全然終わってないのが現状ではあるのですが。
今日も午後はカフェにこもってきました。
進んだものもあればまだ残ってるものもあったり。
ここ1年くらいプロットを以前の倍以上の緻密さで作るようにしてるんですが、
プロット作りながら文体のことも意識して考えるようにしています。
基本、一人称小説なので、語り口調をキャラの個性に応じて毎回変えているのですね。
例えば、「ギソウクラブ」だと毎話視点が変わるのでその辺が顕著です。
具体的には、この辺を書き始める前に意識してます。
- キャラの語彙レベル
- 多用する表現
- 文体は硬めか柔らかめか
- ボケとツッコミどっちの属性か
- 口癖
これくらいイメージしてから書き始めると早いです。
手戻りも減るので、プロットに時間を掛ける分、
推敲の時間が少しは短縮されるような気もします。
キャラや作風に応じてわりと文体をコントロールできるようになったので、
「いい意味で文章に色がない」ってちょっと前に言われました。
(それでも人間なので、やはり頻出表現はあるのですけどね)
「一小路真実は興味がない」と「悪意の日記」の二つが多分対極にあるので、
興味がある方はこの2作を比較してみてください。
あとそうですね、頻出用語なんかは単語レベルで先に統一方針を決めておきます。
例えば「箒」「ほうき」「ホウキ」のどれを使うのかとか。
書いてるときとか推敲時に迷わなくなります。
こんな感じで、物語設定に加えて表現設計にも意外と時間をかけてる自分、
実は設定厨なんじゃと最近思い始めました。
設定しまくって地盤固めまくらないと最近落ち着かないのです。
もちろん、決めたこと全部を作中に反映できるわけじゃないんですけどね。
なんて考えつつ、プロットも進めねば……。