「魔女の宅急便」、5巻まで読んだ
先週は体調悪くてマンガばかり読んでたので、なんだか久々に小説を読みました。
新装版 魔女の宅急便 (5)魔法のとまり木<魔女の宅急便> (角川文庫)
- 作者: 角野栄子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/06/20
- メディア: Kindle版
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去年からちまちま読み続けている「魔女の宅急便」の5巻です。
1巻では13歳だったキキも19歳ですっかりお姉さんです。
最後の方、なんだかとっても感動しまって一気に読んでしまいました。
魔女の宅急便といえば、トンボという名前の男の子が出てくるのは
ジブリ映画と同じです。
500ピース ジグソーパズル 魔女の宅急便 どこへ届けるの? (38x53cm)
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なんですが、原作の方のトンボさんは、映画版のちょっとチャラい感じのトンボとは
全然キャラ違う感じなのですね。完全なる昆虫おたくの学者肌です。
虫や動物が好きすぎて山に籠もったり遠くの学校に通ったりします。
トンボさんがあまりに虫にばかり夢中なので、
キキが拗ねたり不機嫌になったりするんですが、
その辺の書かれ方が「わかるわかるー」と頷いてしまう感じの5巻でした。
かといってトンボさんに悪気はなく、むしろ不器用男子全開で、
それでもキキにがんばって想いを伝えようとするのとかむちゃくちゃ微笑ましいです。
4巻がわりと地味なお話だったので、その分といってはなんですが、
5巻はキキの成長とかトンボさんとの関係がより深くなっていくのがよくわかる巻で、
シリーズものを読む醍醐味みたいなものを感じられてよかったです。
6巻(最終巻)は5巻の15年後のお話みたいですね。
何冊か積ん読を崩したら読みたいです。
ちなみに、最終巻といいながら、魔女の宅急便はこちらも読みたい感じです。
続編↓
キキに出会った人びと 魔女の宅急便特別版 (福音館創作童話シリーズ)
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エッセイ↓
ファンタジーが生まれるとき―『魔女の宅急便』とわたし (岩波ジュニア新書)
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文章がとっても心地よい作品なので、脳みそリフレッシュしたいときに
ゆっくり読めればいいなぁと思います。