原点回帰―Running possible―

晴海まどかの日々精進ブログ

capriccioのカタカナ表記

capriccioはイタリア語で、即興的に作られた曲を意味します。

日本語だと「奇想曲」「綺想曲」「狂想曲」と訳されます。

これのカタカナ表記で迷ったので、以下、自分向けメモ。

さっそく買った電子辞書で横断検索。

広辞苑:カプリッチオ

明鏡 :カプリッチオ、カプリチオ

マイペディア:カプリッチョ

ブリタニカ:カプリッチョ

ネットでも検索。

Wikipediaカプリッチョ

大辞林:カプリッチオ、カプリチオ

ちなみに「カプリース」という表記もよく見かけるんですが、

こっちはスペルが「caprice」のようです。

パガニーニの「24の奇想曲」のCDタイトルでよく見かけます。

ジーニアス英和辞典見ると「=capriccio」ともあるので同義語なのかな。

日本語では同じ「奇想曲」ですが、スペルが違うのは何か意味があるんだろうか。

と、そこまで調べて、そういえば楽式論の本を持ってるのを思い出しました。

ちなみにですがこの本はいわゆるクラシック的な音楽をやるならオススメの1冊です。

自分が携わっている音楽の枠組みを知ることができる本です。

音の基礎知識である楽典では軽く触れる程度のことが多い、

楽曲の形式についてまとまっている本です。独学で学ぶには適度な難易度。

閑話休題

楽式論を見たら「カプリッチオ(狂想曲)」でした。

というわけで、「カプリッチオ」を基本は採用したらいいかなと思いました。

ただし、パガニーニの上記の曲だったら「カプリース」の方が一般的っぽいですね。

ややこしい。ほかの楽曲でも「カプリース」表記のものあるかな。

ちなみにですが、パスタやさんで「カプリチョーザ」ってありますよね。

あれもこのカプリッチオの仲間の単語で、「気まぐれ」って意味のようです。

Amazonではピザも売っているのか……